DFレオナルド・ボヌッチは代表92キャップ目に

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 イタリア代表は12日のEURO2020予選でギリシャと対戦。2-0で勝利し、EURO2020の本戦出場権をいち早く手にした。キャプテンマークを巻いたDFレオナルド・ボヌッチは代表92キャップ目となり、歴代代表出場試合数10位にランクインした。

 ボヌッチは190cmの高身長と優れた対人守備能力を持ち、さらに精度の高いロングキックで後方からのビルドアップにも貢献できるイタリア屈指のディフェンダー。2010年夏にユベントスに加入すると頭角を現し始め、同年からイタリア代表でも主軸として活躍するようになった。

 しかし意外にもワールドカップには縁がないボヌッチ。10年の南アフリカW杯のメンバーには選ばれたものの、未出場のままイタリアはグループリーグ敗退に。14年のブラジルW杯ではグループリーグ最終節のウルグアイ戦で初出場となるも0-1で敗れ、イタリアは1勝2敗でまたしてもグループリーグ敗退となった。そして18年のロシアW杯は予選敗退で出場できず。欧州屈指のディフェンダーはW杯で90分間しかピッチに立てていなかった。

 一方で、12年EUROでは全6試合に出場。16年でも全5試合でフル出場とチームに貢献。来年に控えたEURO2020に向け、現在はキャプテンマークを巻いてイタリア代表を牽引する。12日のギリシャ戦では2-0と完封を達成。さらに代表出場試合数を92と伸ばし、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏が持っていた91キャップを越えた。

 ボヌッチの92キャップは歴代10番目の数字に。首位に立つのはGKジャンルイジ・ブッフォンの176キャップで、次いでファビオ・カンナバーロ氏の136キャップ、3位にはパオロ・マルディーニ氏の126キャップとなっている。

イタリア代表の歴代キャップ数ベスト10は以下のとおり

1.ジャンルイジ・ブッフォン:176

2.ファビオ・カンナバーロ:136

3.パオロ・マルディーニ:126

4.ダニエレ・デ・ロッシ:117

5.アンドレア・ピルロ:116

6.ディノ・ゾフ:112

7.ジョルジョ・キエッリーニ:112

8.ジャンルカ・ザンブロッタ:98

9.ジャチント・ファッケッティ:94

10.レオナルド・ボヌッチ:92