ロイ・チウ=甲上娯楽提供

写真拡大 (全2枚)

(台北 23日 中央社)俳優のロイ・チウ(邱沢)らが主演するアクションホラーコメディー「第九分局」が台湾で29日に公開される。同作で新米刑事を演じるロイは役作りのため、警察などで使われる近接格闘(CQC)を2カ月にわたり特訓。作品ではリアルな動作を披露している。

同作は、霊感のある新米刑事がひょんなことから秘密の地下警察組織「第九分局」に入ることになり、ベテラン刑事や先輩の女性刑事と事件捜査に当たる中で連続殺人事件に巻き込まれるというストーリー。新鋭監督のレオ・ワン(王鼎霖)がメガホンを取る。ベテラン刑事をポン・チャチャ(澎恰恰)、先輩女性刑事をウェン・チェンリン(温貞菱)が演じる。

ワン監督によれば、ロイは撮影時、地面に何重にも敷いてあった安全マットが落下の動作に影響すると判断し、マットの枚数を最小限にするよう自主的に要求。完璧さを追求して何度もやり直しを申し出るなどし、ワン監督を感動させたという。

(洪健倫/編集:名切千絵)