【前園真聖コラム】第259回「湘南のパワハラ疑惑で見えている2つの問題点」
かつて僕も所属したことがある湘南で、チョウ・キジェ監督にパワーハラスメントの疑いが起き、現在チョウ監督は現場での指揮と指導を控える事態になっています。
まだ真実が何かわかっていないので、今後の調査によっていろいろ明らかになるのだと思います。本格的な議論はそこからになるのでしょうが、しかしここまでの対応で僕は2つの問題点があると思います。
まず最初に湘南が最初の対応をもう少し慎重にしていれば良かったこと。
チョウ監督はもう8年も湘南で指揮を執っています。クラブ関係者は監督の性格、資質、マネジメントの方法、スタイルなどすべてわかっていると思います。チョウ監督は気持ちを前面に押し出すタイプで言葉がキツくなるというのも、当然知っているはずです。
またプロサッカーチームというのは現実的に、全員が幸せになれる組織ではありません。先発できるのは11人ですし、サブに回ったりベンチに入れない選手すらいます。また、監督と性格が合わないプレーヤーも必ずいます。
試合に使ってもらえる選手はいいのですが、そうでなければ、どうしても感情的な対立は生まれます。その中で監督の言葉が選手の心を傷つけることもあるでしょう。そこはチョウ監督だけのことではないと思います。
それなのに、疑惑を全否定してしまいました。そうではなく、まず自分たちで調査するという姿勢をみせるべきでした。
せっかく監督を信頼してチームを任せているのですから、「パワハラではない」という答えを信じて調べるべきだったと思います。自粛するということにしてしまうと、まるで自ら認めたかのように思えてしまうでしょう。
次にJリーグがスケジュールを明らかにしていないこと。
いつ調査を行い、どうやって結論を出していくのか、現在のところわかっていません。これでは選手だけではなく、ファンの人たちも本当に不安だと思います。この問題に決着を付けるべく、Jリーグはいつまでに何をしようとしているのか、ハッキリしてほしいと思います。
現在の湘南のプレースタイルはチョウ監督が築いたと言ってもいいでしょう。結果も出してきましたし、愛され、信頼されているのだろうと思います。そんな監督がこんな宙ぶらりんのまま、いつまでも離れていることも問題です。一刻も早く解決してほしいと思います。
まだ真実が何かわかっていないので、今後の調査によっていろいろ明らかになるのだと思います。本格的な議論はそこからになるのでしょうが、しかしここまでの対応で僕は2つの問題点があると思います。
まず最初に湘南が最初の対応をもう少し慎重にしていれば良かったこと。
またプロサッカーチームというのは現実的に、全員が幸せになれる組織ではありません。先発できるのは11人ですし、サブに回ったりベンチに入れない選手すらいます。また、監督と性格が合わないプレーヤーも必ずいます。
試合に使ってもらえる選手はいいのですが、そうでなければ、どうしても感情的な対立は生まれます。その中で監督の言葉が選手の心を傷つけることもあるでしょう。そこはチョウ監督だけのことではないと思います。
それなのに、疑惑を全否定してしまいました。そうではなく、まず自分たちで調査するという姿勢をみせるべきでした。
せっかく監督を信頼してチームを任せているのですから、「パワハラではない」という答えを信じて調べるべきだったと思います。自粛するということにしてしまうと、まるで自ら認めたかのように思えてしまうでしょう。
次にJリーグがスケジュールを明らかにしていないこと。
いつ調査を行い、どうやって結論を出していくのか、現在のところわかっていません。これでは選手だけではなく、ファンの人たちも本当に不安だと思います。この問題に決着を付けるべく、Jリーグはいつまでに何をしようとしているのか、ハッキリしてほしいと思います。
現在の湘南のプレースタイルはチョウ監督が築いたと言ってもいいでしょう。結果も出してきましたし、愛され、信頼されているのだろうと思います。そんな監督がこんな宙ぶらりんのまま、いつまでも離れていることも問題です。一刻も早く解決してほしいと思います。

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。