ヤクルト・村上宗隆(C)KYODO NEWS IMAGES

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 高卒2年目の19歳とは思えないほど、素晴らしい活躍を見せるヤクルトの村上宗隆。

 ここまで打率こそ.232だが、打点はリーグトップの81、本塁打数もリーグ4位タイの26本塁打の成績を残す。ヤクルトの打線でも欠かせない存在となった村上をショウアップナイターの解説陣はどのように評価しているのだろうか…。

 5月18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−DeNA戦』で解説を務めヤクルトOBの真中満氏は、村上は日本を背負う打者になる「可能性は十分にもっていますよね」と話す。「守備は慣れると思うんですよ。ある程度、経験を積めばいけると思いますし、打撃もまだまだ進化途中。筒香クラスになってくれると思いますね。遠くへ飛ばす能力は高いと思います」と評価した。

 同じくヤクルトOBの若松勉氏は、選球眼が良いと見ている。6月29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で、「追い込まれてからフルカウントまで持っていって、四球で出る。選球眼の良さもあるので、将来は楽しみですよね」と話した。

 7月25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた田尾安志氏は「将来的には筒香より上かなという見方をしているバッターですね。インサイド打ちは筒香よりうまいと思いますね。筒香の方が、ちょっと右肘が伸びすぎていて、インサイドを巻きつけて打つのが難しいスイングしているんですよね。そういう意味では、村上の方がどのコースにも待てば打てる。そういう形ができますよね」と将来的には筒香嘉智(DeNA)より上回る活躍を見せるのではないかと期待を寄せる。

 8月9日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた井端弘和氏は「素晴らしいと思います。打率は今後の課題で良いと思いますので、今は自分の長所である長打を狙っていってほしい。その中で追い込まれたり、ヒットでという打席を増やしていけたらというか、それは来年以降でいいのではないかなと思います」と語っていた。

 村上が所属するヤクルトの残り試合数は33。残り試合で村上は打点、本塁打をどれだけ伸ばすことができるか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)