米中摩擦で減速…アイシン精機が中国AT生産を下方修正
生産縮小のほか、生産機種をFF6速ATから、燃費効率が良く付加価値の高いFF8速に変更する検討も始めた。顧客の要望とすりあわせながら、9月にも最終判断するもようだ。今後の市場動向や中国での生産機種、国内の生産の状況などによっては、稼働開始時期を変更する可能性もある。
19年1―6月の中国の自動車販売台数は前年同期比12・4%減の約1232万台に落ち込んだ。米中貿易摩擦が消費意欲に悪影響を及ぼしており、拡大を続けてきた中国市場に急ブレーキが掛かっている。
これを受けアイシン精機は4月、20年度に18年度比29・1%増の1290万台になるとしていたパワートレーン市場見通しを、3年後ろ倒し、23年度に1300万台と見直した。7月に発表した19年4―6月期連結決算では、AT販売が計画を下回り、20年3月期の通期業績予想を下方修正した。
増産計画の見直しにより初期投資を抑え、業績への影響を軽減する。
