サラゴサ移籍が決定的となった香川。憧れの地で復活を期す。(C)Getty Images

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 デポルティボ・ラ・コルーニャの柴崎岳、マラガの岡崎慎司に続いて、日本代表戦士がスペインの2部でプレーすることになりそうだ。

 8月9日、スペイン紙『MARCA』などが、ボルシア・ドルトムントの香川真司がラ・リーガ2部のサラゴサに移籍すると報じた。

 記事によると、今週の火曜日、ビクトール・フェルナンデス監督は「衝撃的なサインを結ぶ」と口にしたが、選手の名前は明らかにしなかった。どうやら、それが香川のことだったようだ。すでに合意に至っており、まもなく正式に発表される見込みという。
 
 香川は昨シーズン、リシュアン・ファーブル監督の下で構想外となり、今年1月からトルコのベジクタシュで半年間プレーした。その後、ドルトムントに籍を戻して、移籍先を捜していた。

 そのベジクタシュも完全移籍を目指していたが、かねてより希望していたスペインでのプレーを選択したようだ。

 2013年の降格以降、2部に沈んでいるサラゴサだが、それまでは長きに渡り1部を主戦場としており、リーグ制覇の経験はないものの、コパ・デル・レイ(国王杯)は6度も制している。また、1994-95シーズンにはカップウィナーズ・カップで戴冠を果たした実績もある。

「超攻撃的」で知られる名指揮官の下で、香川は再び輝きを取り戻せるかーー。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部