本拠地でのパドレス戦に先発したマリナーズの菊池雄星

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◆ 5回はマチャドら中軸相手に3者連続三振!

 マリナーズの菊池雄星投手が7日(日本時間8日)、本拠地でのパドレス戦に先発登板。5回1失点と粘り5勝目の権利を持って降板したが、救援投手が同点弾を浴び今季5勝目とはならなかった。

 菊池は初回、先頭のタティスにフルカウントからのスライダーを左翼席上段へ運ばれた。6戦連続被弾でいきなり先制を許したが、後続から2三振を奪うなど最少失点スタートを切った。

 2回、3回は危なげなくゼロを並べたが、4回は安打と2四球で二死満塁のピンチ。それでも、9番・ヘッジズを一飛に仕留めこの回もゼロを刻んだ。2−1と1点リードに変わった5回は、先頭打者の出塁を許したものの2番・マイヤーズ、3番・マチャド、4番・ホズマーを3者連続三振。勝利投手の権利をつかんだ。

 序盤から球数がかさんだため、菊池は5回94球、4安打1失点、8奪三振3四球の内容で降板。防御率は5.34となった。

 1点リードを保ち6回からリリーフ陣にマウンドを託したが、6回に2番手のブレナンが同点被弾。菊池は4勝目を挙げた6月23日(同24日)のオリオールズ戦以来の白星とはならず、4勝8敗は変わらずとなった。

 マリナーズは同点の8回、4番・ボーゲルバックの併殺崩れの間に決勝点を奪取。3−2でパドレスを下し、連敗を5で止めた。