「ザ・ファブル」公開記念舞台挨拶

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映画『ザ・ファブル』が21日に封切られ、22日、岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、宮川大輔、佐藤浩市、 江口カン監督が都内の劇場で公開記念舞台挨拶を行った。
「こいつら全員フツーじゃない!」というコピーがあるほど、個性の強いキャラクターたちが登場する本作にちなみ、撮影中にキャスト陣が「こいつフツーじゃない!と思った人」について語る場面では、福士が岡田について「やること全て考え方も含めて普通じゃない」といい、「お酒を(一緒に)飲ませて頂いてる時もあんまりテンション上がらないんですよね。ずっと武士みたいに日本酒を飲んでる姿をずっと見ているので、普通じゃないなと普段から思います」と暴露。ジークンドーやカリといった同じ武術を習得している2人だが、福士は「キツすぎて、難しいんですよ。でもそれをずっと続けて師範の免許も取られて、そういうところも異常性が出てるかなと思いますね。並大抵の人はできない」と脱帽していた。

続いて柳楽が岡田とのアクションシーンを回顧。「15メートル上くらいから飛び降りるシーンで、准一さんがスタントマンを使わずにやられるので、僕もやらなきゃいけないじゃないですか? 准一さんがやらないでもらえれば僕もやらないで済むんだけど」と会場を笑わせた。すると岡田も「僕もできれば(スタントマンに)やってもらいたかったですよ。当たり前のように上げられて……」と、今だから言える本音をポロリ。
佐藤は「今回みたいに座長がミスター・ストイックだと周りの連中が大変迷惑だな。そういうアクションの絡みがなくてよかった」と、冗談めかしながら岡田の熱演を称えていた。

さらに、山本の変顔シーンの指示をする際に顔を触ったという江口監督が「小ささが半端なかった。顔の骨格のちっちゃさがすごかった」と明かすと、岡田は「たぶんテレビとかで見ても比べるものがなくて皆さんわからないと思うんですよ。スーパーに行って豆腐買ってください。あのくらいの大きさです。豆腐一丁くらい」と言って爆笑を誘い、山本も「もうちょっと可愛いのものと比べてください」と苦笑いを浮かべていた。

本作は、週刊ヤングマガジン連載中で単行本累計部数400万部突破、2017年度講談社漫画賞<一般部門>を受賞した同名漫画が原作。凄腕の殺し屋でありながら、ボスの指令によって殺しを封印し、1年間普通の人間として生活することとなったファブルの危険な休業生活を描く。


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