新駅「みくりや」、課せられたミッション
「みくりや」という珍しい駅名は、駅が立地する地域のかつての地名「御厨村」にちなんで名づけられた。「駅名は御厨の他にも複数候補があった」(高野幸也JR東海建設工事部建築工事課長)が、公民館や店舗の名前に残るなど地域で親しみのある御厨に落ち着いた。
駅建設と並行して周辺の再開発事業も進む。御厨駅は磐田市からの請願駅という背景もあるため、道路整備など一からの街づくりに余念がない。
例えば駅の北東地域では一戸建て向けの宅地整備が進むほか、商店や病院の整備も着々と実行中。「定住を促進することで、地域の持続的成長が図れる。将来は駅周辺の企業への出張者向けにホテルの誘致などを進めてもいい」と磐田市建設部都市整備課の平野尚洋さんは期待する。
現在の同市の中心は、国道が走る北部地域やJR磐田駅周辺の西部地域。市東部の新たな中核として、御厨駅が担う役割は大きい。
【概要】JR磐田駅―袋井駅間に設置される。JR東海道本線の静岡県内の駅では、01年に供用開始した愛野駅以来の新駅。
