朝鮮半島政策に対する世論調査の結果(リアルメーター提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが間もなく発足から丸2年となる文在寅(ムン・ジェイン)政権の朝鮮半島政策に対する世論を調査したところ、支持が52.2%、不支持は44.7%となった。開きは7.5ポイントで誤差範囲内だった。

 調査は7日、全国の成人505人を対象に実施され、8日に結果が発表された。

 文政権は南北関係と米朝関係の改善を通じた朝鮮半島の完全な非核化と平和体制構築を目指している。リアルメーターは朝鮮半島政策について「強く支持」が28.5%、「強く不支持」が29.1%とほぼ拮抗(きっこう)したと指摘しながら、このほど北朝鮮が短距離飛翔体を発射したことが不支持を強めた一因と分析した。

 朝鮮半島政策への支持は、与党「共に民主党」の支持層で89.8%に上るなど、進歩(革新)系政党の支持層で80%台だった。一方、不支持は、保守系最大野党「自由韓国党」の支持層で90.3%の高さだった。