テレビ朝日「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」(19日放送分)では、中日ドラゴンズ・松坂大輔がゲスト出演。番組では松坂の復帰に至る苦悩や学生時代のエピソードを存分に紹介したが、その一方、VTRで登場した元プロ野球選手・森本稀哲氏は松坂の"ある行動"に難癖をつけた。

「オイ松坂大輔!今だから言わせろ!」のコーナーに登場した森本氏は、松坂世代の一人で20年来の付き合いでもある。それでも「思い切って言わせて頂いていいですか?」と前置きした同氏は「プロに入って打席に立ったんです。松坂君が先発で。僕、頭にデッドボール当たったんですよ」と話し始めた。

それは2001年7月18日の日ハム対西武戦のこと。「当時は危険球がなかったので(松坂は)退場にはならなかった」という森本氏は、「その後ですよ、問題は」と声を荒げた。頭部にデッドボールを受けるも、大事には至らず出塁した森本氏だったが、松坂はいきなりけん制してきたという。このけん制に対し、森本氏は「頭に当てといて」と不満を漏らすと、「普通頭当てといて申し訳ないって気持ちがあってけん制します?」と周囲に訴えた。

さらに「(松坂は)けん制して、その後にニヤッと笑った。怪物、怪物って言われてますけど、僕からしたら悪魔」と続けた森本氏だが、このVTRを見た当の本人は、森本氏に謝りつつも「稀哲が塁に出た瞬間に僕の中では足の速い選手が塁にいるっていう頭しかない。稀哲って頭のいい選手なので僕が頭に当てたことでこっち(ランナー)のマークが甘くなるんじゃないかって思われるのが嫌で」と説明。ニヤッと笑ったかどうかについては「そこは稀哲が盛ってるような・・・」と否定した。