[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年7月31日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「ボラ待ちやぐら」の紹介をしていました。

奥能登の観光名所のひとつでもあるボラ待ちやぐら。しかし実際にやぐらからボラは見えるでしょうか?


ボラ待ちやぐら(紫煙さん撮影、Wikimedia Commonsより)

高さ15メートル

波穏やかな七尾湾にたたずむボラ待ちやぐら。穴水町のシンボルで観光名所の一つにもなっています。

観光用のボラ待ちやぐらには人形が乗っているのですが、実際にやぐらに乗るとボラは見えるのでしょうか?

ボラ漁は1996年に途絶えたのですが、地元の町おこし団体によって2013年に復活しました。最盛期には40基ありましたが、現在は6基のみです。

体験ツアーもあり、実際に乗ることもできます。高さ15メートルで、上には大人3人くらいが座れるくらいのスペースがあります。360度を海に囲まれた景色です。

ボラ漁は、コの字に置いた網の中にボラを囲い込むのですが、ボラはなかなか敏感な魚でひたすらじっと待つことになります。それでも波が穏やかな早朝は、ボラの群れを見ることができ、多い時は50匹ほどとれることもあるそうです。

ボラはあまり出回ることがなく、穴水ならではの味といえます。実際に見て、獲って食べてみたいものですね。(ライター:りえ160)