GoogleカレンダーやFacebook、インスタも黒バックにできる! 強化されたChrome拡張機能

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アプリケーションやWebサービスには、色をカスタマイズできるものは多い。ただし、FacebookやGoogleなど、カスタマイズができないサービスもある。

もしも、こうしたサービスも含めて黒っぽい背景のデザインにしたければ、今回紹介するGoogle Chromeの拡張機能がおすすめだ。

活用しているサービスを、美しい黒バックのデザインで統一することができる。


●Facebookなどのメジャーなサービスを黒バックにできるChrome拡張機能「Darkness」

人によって好みは分かれるが、文字の見やすさや操作感という点で、黒などの暗い背景を好む人は少なくない。
筆者もその一人だ。WordやExcelは黒バックで使っているし、文章を作成するテキストエディタなどのツール類も、できるだけ黒バックにカスタマイズして使っている。
パソコンで長時間作業する場合、暗い背景の方が疲れにくいと感じるからだ。

最近は、Webのサービスでも黒バックを選択できるものが増えてきた。
Gmailは黒いテーマが用意されているし、YouTubeも新しいデザインになってから黒背景の「ダークテーマ」が利用可能になった。

ただし、標準では黒い背景にできないサービスもある。たとえばFacebook、Googleカレンダー、Googleドキュメント、Dropboxなどだ。

このようなサービスを黒い背景で利用したいなら、Google Chromeの拡張機能「Darkness」がおすすめだ。インストールすると、ページ右上に月のアイコンが表示され、クリックするとメニューからデザインを選べるようになる。


Chromeの拡張機能「Darkness」。右上の[Chromeに追加]をクリックするとインストールできる。



Googleの検索結果のページ。右上の月のアイコンをクリックし、メニューから5種類のデザインを選択できる(無料版は1種類のも選択可能)。


無料版では、FacebookとGoogleのサイトで黒いデザインを選べる。デザインは5種類用意されているが、無料版で選択できるのは1種類だけだ。
有料版($5)を購入すると、すべてのデザインを選択できるようになる。

さらに、有料版にすると、次のサイトでも黒い背景のデザインを選択できるようになる。
・Google(無料版では1種類のみ)
・Facebook(無料版では1種類のみ)
・YouTube
・Gmail
・Twitter
・Googleドキュメント
・Google Inbox
・Googleカレンダー
・Google Contacts
・Reddit
・Instagram
・Facebook Messenger
・Quora
・Dropbox
・Trello
・StackOverflow
・GitHub
・JSFiddle
・ShareLaTeX
・Cloudflare

じつは、この拡張機能は、約2年前にライブドアニュースで紹介したことがあるが、そのときから、対応するサイトが大幅に増えている。
GoogleカレンダーやGoogleドキュメント、Dropbox、Instagramなど当時は未対応だっただけに、新たに対応したことによって、利用したいユーザーは増えるのではないだろうか。

個人的には、Googleカレンダーに対応しているのがうれしい。
これでようやく、GmailとGoogleカレンダーを黒バックで統一できる。

以下に、対応しているサービスの画面をいくつか並べておくので、参考にしてほしい。


Twitter



Facebook



Googleカレンダー



Dropbox



Googleドキュメント



Googleスプレッドシート



YouTube


Darkness


井上健語(フリーランスライター)