エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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タイガース戦で投じた宝刀をMLBが公開「大谷のスプリットはただただ不気味」

 米大リーグのエンゼルス大谷翔平投手が30日(日本時間31日)、敵地タイガース戦に先発し、降雨中断の影響もあり、5回3安打1失点と好投しながら降板し、勝ち負けはつかず。それでも、5三振を奪取した。3回に見せた宝刀スプリットで三振に斬った瞬間をMLBが「大谷のスプリットはただただ不気味」と題し、動画付きで公開。米ファンは「これは反則にすべき」「18歳未満は閲覧禁止にすべき」と恍惚している。

 まるで視界から消えるような軌道だった。大谷は1-1と同点で迎えた3回2死二塁、なんとしても勝ち越しは避けたい場面で選んだのは、宝刀だった。

 カウント1-2からの5球目。内角高めに浮いた白球を打ちごろととらえた3番の左打者カンデラリオが打ちにかかる。しかし、それを予期していたかのようにストンと落ちた。打者の手元で急激に沈み、ボールゾーンへ。あまりの落差にバットに当てることもできない。華麗に空振り三振に斬って捨てた。

 圧巻の1球を「大谷のスプリットはただただ不気味」と題し、公式ツイッターに動画付きで公開。映像を観たファンから「これは反則にするべきだ」「凄いピッチング」「これは荒っぽいね、彼は良いスプリットを持ってると思うよ」「18歳未満は閲覧禁止にすべき」などとおののく声が上がっていた。

 結局、大谷は5回3安打1失点と好投しながら6回にこの日2度目の降雨中断を挟んだ影響もあり、同点のまま降板。5勝目はお預けとなったが、早くも代名詞となりつつあるスプリットで沸かせた。(THE ANSWER編集部)