選手が主審にイエロー!? 前代未聞の珍事にファンも笑撃「なんて微笑ましいピッチ」
オランダリーグで、選手が主審にイエローカードを提示する珍場面が話題に
海外サッカーでの笑撃の珍事が話題を集めている。オランダリーグでの試合中に、主審が派手に転び過ぎたとして、選手が主審にイエローカードを提示。海外メディアが動画を公開すると、「大爆笑ものだ」「ビデオ判定の確認は必要なかったかい?」などとファンの爆笑を呼んでいる。
なぜこんなことが起きたのか。笑撃の珍場面はオランダ1部、エールディビジのフィテッセ対トゥウェンテ戦での一コマだった。フィテッセが2点リードの後半16分、両チームの選手が競り合う場面で、近くにいた主審が、フィテッセMFナファロネ・フォールの足に引っかかり思い切り転倒したのだ。
ド派手に転んだカプンハイス主審はピッチで1回転。次の瞬間だ。おもむろに歩み寄ったフォールが、主審の胸からカードを抜き取り、イエローカードを提示したのだ。これには主審も恥ずかしそうに笑うしかなかった。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」オランダ版の公式ツイッターは同主審のコメントを引用し、「私にとって初めてのイエローカードになったよ」と動画付きでツイート。同インスタグラムでも「カプンハイス主審と選手の立場が逆転。仰天のイエローカード劇」として、同様のシーンを公開している。
主審と選手の立場が逆転、ファンも爆笑「底抜けに面白い一幕だ」
なかなかお目にかかれない、選手からレフェリーへのイエローカード提示シーンに、ファンも抱腹絶倒だ。
「なんて熱い展開なんだ」
「これはシミュレーションだな、レフェリー、次は気をつけろよ!」
「とにかく楽しい事件だ」
「両チームの選手たちも笑っている。なんて微笑ましいピッチだ」
「底抜けに面白い一幕だ」
「サッカーが最高であることを示したワンシーン」
「累積警告には気をつけるんだぞ!」
「ビデオ判定の確認は必要なかったかい?」
「いいね、彼のセカンドキャリアは優秀なレフェリーだ」
「大爆笑ものだ」
SNSのコメント欄は爆笑のコメントで覆いつくされていた。主審のジャッジに怒った選手が“逆ギレ”してイエローカードを出す場面は過去にも多々あったが、このように主審が笑顔で受け入れる場面はまさに前代未聞だろう。
試合はこの珍事の後、さらに攻撃陣が爆発したフィテッセが5-0で勝利。かつて、元日本代表FWハーフナー・マイクやDF安田理大、DF太田宏介ら日本人選手が数多く所属したオランダの名門が意外な形でも注目を浴びていた。(THE ANSWER編集部)