「ラクマ」「フリル」がサービス統合 メルカリの新方針に対抗か
楽天は2014年11月にフリマアプリ「ラクマ」をスタート。16年9月にFablicが運営する「フリル」を買収し、1社で2サービスを提供する現在の体制になった。両サービスはユーザー層や取引数の多いカテゴリーで差別化。10〜20代女性が中心でファッションに強い「フリル」、30代男女が中心でエンタメ・ホビーに強い「ラクマ」という棲み分けだ。
目線の先には業界トップを走る「メルカリ」の新方針がありそうだ。メルカリは17年12月にサービスを支えるテクノロジー開発の強化を発表。山田進太郎会長は「テクノロジーの力で他社を制する」と考えを明かした。今回の楽天のサービス統合もこうした動きに対抗する狙いがあるとみられる。
新サービスは「フリル」のユーザーならそのまま移行、「ラクマ」のユーザーは販売中の出品物や評価データを「フリル」にコピーできる「ラクラクお引っ越しツール」を利用することで移行することができる。
「ラクマ」については17年3月から段階的に機能制限を行う。19年中にサービスを終了する予定。両サービスで実施している「販売手数料0円」は今後も継続する。
