21日深夜放送、テレビ東京「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」では、元JRA騎手で通算1918勝、G1レースを17度を制した藤田伸二氏がゲスト出演。驚愕の収入や引退を決めた理由を告白した。

番組の冒頭、「NGなし」で語るという藤田氏は、生涯の収入を訊かれると、「大体25億くらいは稼いでいる」とアッサリ。賞金総額については「400億くらい。それの僕らは5%(騎乗手当てなども加えられる)なんで」と話すと、「国税にも2回入られましたけどね、なんも悪いことしていないのに」と続けた。

そんなレースの賞金について、「10賞金があったとしたら8が馬主。1が調教師。あと0.5、0.5が騎手と厩務員」と内訳を話した藤田氏は、国内で一番賞金が高いレースをジャパンカップの3億円と前置きすると、「(騎手は)それの5%だから(優勝すると)1500万円ですよね」と説明。その上で、2011年に出場したドバイW杯を「鼻差の2着で負けたんですけど、海外は10%貰えるので2着でも(2位の賞金が)1億7千万円あったんで1700万円なわけじゃないですか。日本でジャパンカップ勝つよりドバイで2着の方が賞金が高い」と明かした。

その他にも、2015年に突然の引退を決めた理由を「仲介役というエージェント制度みたいなことが間に入るようになって、今はもう外国のジョッキーが来たり、僕みたいなキャラが濃いヤツはいい馬に当たらない」と話した藤田氏。「そんなところで何年も続けて自分の成績が落ちていくのも。別に腕は落ちてないのにっていうのも嫌だった」と話すと、もう一つの理由として「基本動物アレルギーなんですよ。すぐに痒くなる」と明かし、スタジオを驚かせた。