全米で放送開始から高視聴率を獲得し続けているアクション・サスペンス超大作「ブラックリスト」。12月11日(月)より海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて本作スピンオフドラマ「ブラックリスト リデンプション」が独占日本初放送される。

今回、本作日本語吹替えキャストのスコティー役・日野由利加さん、トム役・荻野晴朗さん、ソロモン役・浪川大輔さんよりオフィシャルインタビューが到着したので紹介する。



■海外ドラマ「ブラックリスト リデンプション」日本語吹替えキャスト オフィシャルインタビュー

アフレコ収録直後に日本語吹替えキャストのインタビューが実施され、スコティー役の日野由利加さん、トム役の荻野晴朗さん、ソロモン役の浪川大輔さんが本作について語った。

本作の見どころについて、荻野は「スタイリッシュで格好良く描かれていて、テンポが速くてよりキレがある作品です」と語る。続けて浪川も「ドラマなんですが、映画のような部分もあり、見せ方にこだわりを持っていて、『ブラックリスト』とは全く違います」と本作の魅力を力説。

また、スコティーを演じているハリウッド女優ファムケ・ヤンセンについて日野は「男性向けと女性向けの目線で描かれていて、彼女の存在感があることで『ブラックリスト』より華やかな作品になっています」と彼女が作品にもたらす影響を明かした。


演じる役について、荻野は「トムはスコティーが母親だと確信を持っている感じで、ものすごく感情の発露があるんです。『ブラックリスト』では見られなかったトムの新しい面が見られます」と本家「ブラックリスト」との違いも交えて役の魅力を語った。

チームを指揮しながらも生き別れた子供を捜す母親でもあるスコティーについて、日野は「彼女は喜怒哀楽の喜と楽が無くて、ずっと怒と哀なんです。組織の司令塔としてよりも、息子に対する母性でチームを動かしているシーンも多くて、そこが彼女なりの正義なのかもしれません」と役の心情を分析。

本家「ブラックリスト」で、エキセントリックではじけた演技を披露した浪川は「今回はソロモン役のエディ・ガテギさんも芝居を変えてきたなと感じたので、声の出し方を似せて演じてみました。本作では銃を持って敵と戦うシーンが堂々としていてカッコイイですし、意外と優しい面もあるんです」と役の新たな魅力を明かした。


「ブラックリスト」のキャラクターたちの登場もスピンオフの面白さの1つ。その点について荻野は「トムはエリザベスと連絡を取り合っていて、その流れでFBIに力を借りたいという時に『ブラックリスト』のキャラクターが登場します。それに、ソロモンやネズ・ローワンのように、バックドア・パイロットエピソード(シーズン3第21話・第22話)で出たあの人が実はこんな人だったのかと分かるのもスピンオフならではの魅力ですよね」と話すと、日野も「良い意味で視聴者の期待を裏切っていく面白さが今回のスピンオフにはありますね」と同調した。

「ブラックリスト」で、エリザベスの復讐のためにトムに撃たれてしまうソロモンだが、本作でトムとチームを組むことについて浪川は「撃たれてもソロモンはトムの側にいるんですよ。普通は喧嘩しますよね。本作でも、ソロモンがトムに向かって、『お前、また撃つのか』とか言っていて、まさにスピンオフっぽくてクスっと笑えるとこもあります(笑)」と笑顔で答えた。


最後に本作の注目シーンとして、浪川は「スコティー、スコティーの夫ハワード、トムの3人の関係は、誰の言い分が正しくて、何が嘘なのかという強者同士の激しいやり取りで、ドラマでしか味わえないものがあります」とミステリアスな人物ハワードを含めた人間関係を挙げた。

荻野は「トムは自分のルーツを求めて、スコティーに愛情を感じて近寄ろうとするんですけど彼女との関係に迷うシーンが注目ですね」と挙げると、日野も「トムとスコティーの関係性の真相に迫る一連のシーンは衝撃的ですよ」と数奇な運命を辿る2人の関係の顛末についてアピールした。



■ブラックリスト リデンプション

2017年12月11日(月)22:00より海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて独占日本初放送開始!

【スタッフ】
製作総指揮:ジョン・ボーケンキャンプ、ジョン・アイゼンドレイス、デヴィット・アマン

【日本語吹替キャスト】
スーザン・“スコティー”・ハーグレイヴ(ファムケ・ヤンセン):日野由利加
トム・キーン(ライアン・エッゴールド):荻野晴朗
マティアス・ソロモン(エディ・ガテギ):浪川大輔
ネズ・ローワン(タウニー・サイプレス):福田如子
デュモント・デ・ソート(アドリアン・マルティネス):島田岳洋
ハワード・ハーグレイヴ(テリー・オクィン):麦人


<ストーリー>
FBI捜査官の妻・エリザベス、娘・アグネスとともに新しい生活をスタートしていた潜入工作員のトム・キーン。ある日死んだはずの父ハワードから連絡があり「妻スコティーの会社ハルシオン・イージス内部に潜入し、スコティーの信頼を得て彼女の秘密を探ってほしい」と告げられる。息子だと名乗らないままハルシオン・イージスの秘密傭兵組織のメンバーとしてスコティーに雇われたトムは、妻エリザベスを殺しかけた仇のマティアス・ソロモン、様々なスキルを要する有能な工作員ネズ・ローワン、サイバー操作によって不可能を可能にする天才ハッカー、デュモント・デ・ソートらチームとともに誘拐されたCIAエージェントの救出に挑むが…。