「だるい」「しんどい」... 体調が悪い時、なんて言う?
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2017年6月20日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、体調が悪い時の表現の仕方について紹介していました。
画像はイメージです(fltmech98さん撮影、Flickrより)
以前、Jタウンネットでも紹介していましたが、地域ごとに言い方があって、言葉で出身地を言い当てることもできるのです。
石川県内だけでも、いろいろな言い方が
体調が悪い時の表現の仕方について、調べたところ、北海道や東北地方は主に「こわい」、甲信越、東海、中国、九州、そして福井県、滋賀県、香川県などは「えらい」、関西、四国は「しんどい」を使っている方が多いということがわかりました。しかし、これは主な言い方であって、もっといろいろな言い方も存在するのです。
石川県でも、世代ごとでも違いますが、「てきない」「ちきない」「たいそい」「ものい」「だやい」「ひどい」「しんどい」などたくさんの言い方がありました。「たいそい」は「たいそう」という言葉から、「だやい」はだるいという言葉から派生したと思われます。「てきない」は「大儀ない」という言葉から生まれて関西の方から伝わったと言われています。
よく聞かれる「しんどい」も、もともとは関西地方の方言だったものが、第一次漫才ブームで全国に広まっていったそうです。このようにたくさんの言い方があるのは、肉体的辛さ、病的辛さ、精神的つらさ等原因の違いによって細かく言い分けようとした結果なのだそうです。
出身地の違う人が体調が悪くなったとき、その言葉に気づいてあげられるか?自信がありませんね。(ライター:りえ160)