[ドデスカ!‐名古屋テレビ]2017年6月16日放送の「竹田のイマネタ!」のコーナーでは、加熱式タバコで困惑する自治体について紹介されていました。

画像はイメージです(くーさん撮影、Flickrより)

加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」が話題になるなか、愛知県内の自治体は、あることについて二分されています。

過料の対象になるのか

「iQOS」は、これまでに300万台ほど販売しています。従来の紙巻きタバコとの違いは、火を使わないことと、煙や匂いが少ないということです。販売会社のフィリップモリスは「有害物質が90%削減される」としていますが、現在は健康被害などの詳しいデータはまだ出ていないのが現状です。

愛知県では7つの市で「路上禁煙地区」を条例で定めています。名古屋市では路上禁煙地区内での加熱式タバコは、規制の対象ではないとしています。条例の趣旨が火傷被害や衣服への被害、ポイ捨ての防止を対象にしていることから、加熱式タバコは過料の対象ではないとのことです。

しかし名古屋市以外の豊橋市、一宮市、稲沢市では違反になるとし、残りの小牧市、大府市、安城市では検討中とのことです。

新しく出てきた加熱式タバコについて、各自治体の対応にばらつきがあり、喫煙者にも非喫煙者にも戸惑いが広がっています。(ライター:moca)