今年3月、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの名前が故郷マデイラの空港名となった際、式典でお披露目された銅像が話題になったことを覚えているだろうか。「あまりにも似ていない！」と騒がれた、あの銅像だ。


作者の彫刻家エマヌエル・サントスは、「神ですら全員を喜ばせなかった」と“反論”したが、世界を代表するイケメンスポーツ選手の銅像にはふさわしくないとの評価が少なくないのは否めない。

そこで、サントスにリベンジのチャンスが与えられたようだ。ブックメーカーの「Paddy Power」が支援し、今度はC・ロナウドのチームメート、ガレス・ベイルの銅像がつくられたのである。


C・ロナウドとベイルが所属するマドリーは、3日のチャンピオンズリーグ決勝でユヴェントスと対戦する。ベイルの銅像は、この大一番を前に、ベイルの母国ウェールズのカーディフで記念としてお披露目された。

英紙『テレグラフ』によると、サントスは「とてもうれしい。すごく誇りに思う。ベイルは素晴らしい選手だから、彼（の銅像）をつくることができたのは名誉なことだ」と喜んでいる。


確かに、C・ロナウドの銅像と比べると、ベイルのそれは本人により近いと言えるだろう。「似ている」と言えるかどうかは定かでないが…。