「努力より才能」 石井一久氏が、清宮幸太郎を分析

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27日、神宮球場では、春季高校野球東京大会の決勝戦が行われ、清宮幸太郎率いる早実が日大三に勝利。18-17という乱打戦となった一戦で、清宮は8回と9回に2打席連続ホームランを放ち、勝利に貢献した。

すると、同日放送、フジテレビ「ユアタイム」では、野球解説者・石井一久氏が、清宮の実力を「努力より才能」と分析した。

「天性の才能を持っているなと思います」と切り出した石井氏は、「ピッチャーだったら速い球を投げる。バッターだったら、すごく遠くに飛ばせる。プロでも見たことないくらい飛距離を出すので、そこら辺がすごい」と絶賛した上で、「才能が全て。努力より才能じゃないとあそこまでできない」と言い切った。

また、清宮の今後について訊かれると、「すごく早いと思うんですけど」と前置きした石井氏は、「僕はプロに入って自分のレベルを確かめるくらいの選手になってる。高校生から即戦力でできる選手ってなかなかいない」などとプロ入りを熱望した。

その他にも、これまでのプロ野球選手に重ね合わせ、松井秀喜氏や筒香嘉智の名前を挙げると、「バッターボックスの立ち姿。オーラを感じますよね。構えて落ち着いた雰囲気。フォームっていうよりは立ち姿。打ってやるぞという余裕を感じます」と語った。