自然な美しさと、透明で乾いたエロチシズム | Jeanloup Sieff 写真展『Fashion Portrait』
フランスを代表する写真家・ジャンルー・シーフ。1950年代にデビュー、2000年に急逝するまでの半世紀に渡り、第一線で活躍してきた写真界の巨匠である。
突然の訃報から10年後、夫人のバルバラを中心に未発表作品の見直しが行われ、これらの作品は、作家と共に歩んだ名プリンター「イブ・ブレガン」により伝説の暗室で蘇った。
なぜ未発表だったのか? 発表する予定はあったのか? 選定について作家の領域にどこまで踏み込めるのか? シーフのこだわったプリント表現など、知られざる作品の興味はつきない。
ゼラチンシルバープリントの銀塩粒子、バライタ印画紙の絶妙なトーンによる力強い格調高い表現は、まさにモノクロ写真芸術といえる。時代が経過しても何ら古臭さを感じない作品の魅力がありありと感じられる。シーフ固有の力強い垂直画面と広角レンズの巧みな表現を見て取ろう。
<開催日時>
2017年5月22日(月)~6月24日(土)
10:30~18:30(最終日17:00まで)
<休館日>
日曜休館
<会場>
Art Gallery M84
(東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階)
<入場料>
700円
<作品数>
約30点
展示作品は、全て購入可能
(2017年3月28日時点の情報)
