「Summertime Blue2004」より

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 今月10日、女優の長澤まさみ(29)が主演を務める舞台『キャバレー』の会見が行われ、そのセクシーな内容が話題となっている。本作でキャバレーの歌姫を演じる長澤まさみは、会見の場でも露出度の高いセクシーな衣装で登場。胸元を大胆に露にし、ガーターベルトが際立つ白を基調とした衣装で注目を集めた。

 このセクシーな衣装に対し絶賛の声が上がるかと思いきや、ネットでは戸惑いや落胆の声が多数寄せられているようだ。コメントには、「誰かわからないほどオバさんになっている」「劣化がひどい」「俺の知ってる長澤まさみじゃない」といった、かつての清純派女優としての面影を探すファンが続出している。

 長澤は10代で大ヒット映画『世界の中心で愛をさけぶ』に出演し、清純派女優として急速に人気を上昇させた。20代に入ってからは、「お色気路線」を挟みこみながら、女優として役どころに広がりを見せている。特に映画『モテキ』や『海街diary』では、清純派女優を逸脱した色気のある演技で話題を呼んだ。また、昨年も大河ドラマ『真田丸』(NHK)で、“ウザかわいい”ヒロイン役として注目を集めている。しかしその一方で、年々加齢を思わせるルックスの劣化が指摘されている。

「特に最近では、ほうれい線や二重あごが目立つことがあります。本人もこうした部分に気付いているのか、自分のビジュアルにすっかり自信をなくしているようです。自分のことを『終わった女優なんです』ということもあるとかないとか」(芸能関係者)

 また、長澤のネガティブな状態は他の部分にも影響しているようだ。先月ゲストとして出演した『スタジオパークからこんにちは』(NHK)では、左手薬指に指輪をはめて登場し、視聴者を驚かせた。

■女優として女性としても完敗?

「つけていた指輪はどちらかと言うとファッションリングのようなものだったが、左手薬指に堂々とつけてテレビ番組に出演するのはちょっと……。目をつけたファンが様々な推測を行うことを長澤もわかっているとは思うのですが」(前出・芸能関係者)

 過去には自身のインスタグラムにも指輪の写真を公開し話題になっている。これらの指輪にまつわるエピソードは、何を意味しているのだろうか。一部関係者の間では、30歳を目前にした女性としての焦りなのではという意見もあるという。

 長澤と同年代の女優には、新垣結衣(28)や堀北真希(28)、榮倉奈々(28)などがいる。新垣といえば、前クールで放送されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が社会現象にまで至るヒットドラマとなった。また堀北や榮倉はそれぞれ結婚を果たし、堀北は一児の母親となり、榮倉は人気漫画原作の新ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の出演が控えている。

 同世代の女優の活躍と比較をされながら、年々フラストレーションが溜まっているのかもしれない。30代を目前に、長澤は女優として新たな分岐点に立っているのかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する。