「I’m マギー」より

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 “大人の事情”も、ここまで来ると怒りの種にしかならないようだ。パンク・ロックバンド「Hi-STANDARD」の横山健(47)との不倫関係が報じられたタレント・マギー(24)が1月16日、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演した。昨年大炎上したベッキー(32)とは裏腹のあけすけな芸能格差に、女性視聴者を中心に「気分が悪い」「抗議の電話入れます」と非難が殺到している。

■「ヒルナンデス!」出演強行に視聴者怒りのクレーム

 ハーフタレントとして、ベッキーと同じ“ミス”を犯してしまったマギー。しかし、今のところベッキーと真逆の道を進んでいるように見える。

 16日にマギーは、何食わぬ顔で『ヒルナンデス!』に月曜日レギュラーとして出演。いつもどおりの様子で、にこやかな笑顔を見せていた。

 マギーの強行出演に対し、女性視聴者はブチ切れ。SNSやネット掲示板で「マギーがいつも通り出てるから今日はヒルナンデス観るのやめました。気分が悪い」「主婦を馬鹿にしすぎ」「抗議の電話入れます」「不倫について何のコメントもなくスルーするような人の出てる番組なんて見ないよ」と怒りをぶちまけている。

「マギーの『ヒルナンデス!』出演は予想通り。ただ思った以上に視聴者の怒りが高まっている。韓国偏重の番組を展開していた一時期のフジに抗議が殺到したときのように、一部の視聴者が番組スポンサーへ抗議を入れようとする動きもある。“大人の事情”に従う局側も怒れる視聴者を無下にすることはできないでしょう」(芸能関係者)

 今回“怒れる視聴者”を生み出した要因の一つが、『ヒルナンデス!』の視聴者とマギーの相性だ。平日昼間に放送される同放送のメイン視聴者は主婦層だけに、妻と2児の子供を持つ横山と不倫したマギーとの相性が良くないのだ。 

「さらに視聴者の怒りを買っているのが、袋叩きにされたベッキーの時と真逆の対応。ハーフタレントの不倫という意味では、内容は似てるのにテレビもスポーツ紙も不気味なほど言及しないだけに、事務所のプレッシャーが見え見えになってしまっている。マギーはTwitterの投稿を再開しましたし、視聴者が怒り疲れるまでスルーする戦法でしょうかね。何も起きないかぎり、このまま他の番組やイベントにも普通に出るんじゃないでしょうか。欠席すればオフィシャルに不倫疑惑を認めることにもなりますから」(前出・芸能関係者)

 視聴者の反感を食らう行動で、一向に非難が絶えないマギー。ベッキーとの真逆対応は功を奏するのか、はたまた失墜のきっかけとなるのか。これから1ヶ月間の動向に注目だ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する。