11日深夜放送、フジテレビ「村上信五とスポーツの神様たち」では、「スポーツお祓いスペシャル　2016年に起きた珍事を話しつくす」として、北海道日本ハムファイターズ・杉谷拳士がゲスト出演。お祓いしたいこととして、昨年のシーズン序盤に負った負傷にまつわるエピソードを語った。

昨年の杉谷は、開幕から間もない4月10日の楽天戦で右手の有鈎骨（ゆうこうこつ）を骨折。これからという時に約2ヶ月の離脱を余儀なくされた。

この試合で敗戦に繋がる致命的なエラーもしている杉谷は、「その試合センターで出てて前に飛び込んで打球をそらしているんです。それが失点に繋がって（試合が）ずっと1-0でいくわけです」と苦笑い。その上で「途中で三振した時に有鈎骨を骨折しまして。チームも波に全然乗れてなかった」と振り返ると、試合後に登録抹消となった際のチームメイトとのやり取りを明かした。

チーム全員で作っているLINEのグループがあるという杉谷は、迷惑をかけたチームメイトに登録抹消の報告とお詫びのメッセージを送ったという。
「“今日限りで抹消になりますんで、皆さんありがとうございました。今日はすいませんでした”とLINEすると、色んな人から“お前、2度と帰ってくんな”とか“今日はお前のせいだぞ”とか色んなことを言われた」。
こう話した杉谷だったが、もちろん、これらは落胆する杉谷に気を遣わせまいとするチームメイトの気遣いだ。

すると、杉谷は大谷翔平のメッセージも紹介。大谷は「ケガしている間に、前の打球練習してきて下さい」などと痛烈な一言を送ったようで、杉谷は「“うわー”と思ったけど全員のLINEだったんで、あいつの愛情も感じた」という。
さらに杉谷は「個人のLINEで（大谷に）“俺、しっかり練習してくるわ”って言ったら、（大谷からは）“冗談ですよ”みたいな感じで（返答があった）」と、その後のやり取りを明かすと「すげーいいやつなんですよ」と付け加えた。

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