「成宮寛貴10周年記念メモリアル本」より

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 薬物使用疑惑報道から、突然の俳優引退宣言を行った成宮寛貴(34)の周辺が騒がしくなってきた。12月8日に引退表明のコメントを発表した直後、シンガポール経由で東南アジアに渡ったのではないかと一部で報道。その一方で情報提供を行った友人A氏を名乗るツイッターアカウントが14日夜に出現し、騒然となっている。

「私は、成宮寛貴の友人のA氏です。今回のような騒ぎを起こして彼のファンの方々に不愉快な気持ちさせてしまったことは深くお詫び申し上げます。しかし私は彼をはめようとしたことではありませんし嘘の記事も一切回っておりません。真実を知りたい方々へ嘘偽りなく真実をお答えします」(成宮寛貴の友人A氏 @A_shi_oficialより)

 このツイッターは現在、活発に投稿され、20日午後8時にはブログ開設を予告するなど、注目が集まっている。このアカウントが「友人A氏」なのか真偽は不明だが、成宮とのツーショット画像を公開するなど信ぴょう性を感じさせるものとなっている。

「成宮の友人A氏がフライデーに情報を売った経緯が週刊文春で報じられ、その際に謝礼100万円を要求したことなどが明らかになり、“金銭目当ての売り込み”だと断定付けられたことに反発を覚えたのでは。現在も友人A氏のつぶやきは連投されており、その執拗さには、成宮と友人A氏の恋愛関係のもつれ、愛憎関係を指摘する声もあります」(スポーツ紙記者)

 成宮は直筆の引退コメントで、<人には絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい>と記し、自らセクシャリティ問題に言及していた。

「突然の引退発表に対して納得できないとする声が大きいのは事実ですが、薬物疑惑をセクシャリティな問題に話題をすり替えているという批判の声があるのも事実。友人A氏を名乗るアカウントでは、ブログで多くの質問や詳細を明らかにしていくとしており、成宮との関係もはっきりさせるつもりのようです」(前出・記者)

 フライデーの衝撃スクープから始まった成宮のコカイン吸引疑惑だが、舞台をSNSに変えた第二ラウンドを迎えようとしている。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。