「平愛梨写真集 『 ANOTHER ME 』」より

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 12月12日に誕生日を迎えた女優の平愛梨(32)が、交際相手であるインテルDFの長友佑都(30)から32本のバラが贈られたことが話題になっている。これは平愛梨の妹で女優の平祐奈(18)がブログで取り上げて広がったものだ。ブログでは、「遠距離中のアモーレからは0時ピッタリに真っ赤に輝く32本の薔薇が届いてました!」と綴られている。その後平愛梨自身もブログで誕生日の報告と、感謝のメッセージを伝えた。

 交際報道後の取材時に、長友が平のことを「僕のアモーレ(イタリア語で愛する人)です」とコメントしたことが大きな話題を呼んだ2人。不倫騒動が何かと多かった今年の芸能界では、貴重な明るい話題であったが、最近ではそうではないようだ。どうやら一部で、平に対して幸せアピールが「くどい」という声が挙がっているようなのだ。

「最近では平がメディアに出ると、事あるごとに長友の話題になることから、お腹一杯だという視聴者も多いようです。マスコミが何度も話題にすることも原因のようですが、その度に幸せたっぷりいに回答するその姿に、“またか”とウンザリしてしまうみたいですね。今回の花束の件も、妹を利用した幸せアピールだと叩く声もあります」(芸能関係者)

「アモーレ」は先日発表された2016年の新語・流行語大賞のベスト10も受賞した。会場では発言者の長友に代わって平が登壇したが、ここでも長友への感謝を述べつつ、涙声になる一幕があった。平のこうした言動は、ますます視聴者のイライラを募らせているようだ。

 こうした視聴者の反応だけを見ると、単なる僻みなのではないかという気もするが、どうやらこの原因は普段の平の言動にもあるようだ。

■芸能界で叱られなかったことが原因?

「最もネットなどで指摘されているのが、平の天然キャラです。出演するバラエティ番組でも、言い間違いなどで笑いをとっていますが、最近ではそれも計算なのではと言われています。男性視聴者にとっては、そうした間違いも“かわいい”と感じるようですが、女性視聴者にとってはシャクに障るだけのようです」(前出・芸能関係者)

 これまでも平は、「ボジョレーヌーボー」を「ボラギノール」、「AV(アダルトビデオ)」を「アダルトビクトリー」と間違えるなど、数々の迷言を残してきた。同性の視聴者からすると、30代の平のこうした発言を聞くたびに、あざとさばかりが目につくのかもしれない。

 そしてこうした平の天然キャラは、彼女を取り巻く環境にもあると指摘する声もある。関係者は平と親友の三瓶(40)とのエピソードを絡めてこう分析する。

「平も三瓶も出演した番組で語っていますが、もともと平はルックスと性格の良さから叱られることなく芸能生活を送っていたようです。その中で唯一、平のことを叱ったのが三瓶だと言われています。こうした状況からも、平が周囲からかなり甘やかされていたことがわかります」(芸能記者)

 度重なる天然発言から、「あざとい女」としてのレッテルが張られつつある平。このような状況を、親友である三瓶やアモーレである長友は、どのように考えているのだろうか。良カップルなだけに、これ以上好感度が下がらないことを願うばかりだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。