「木村文乃 カレンダー 2014年」より

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 女優の木村文乃(29)が、“1並び”の日となる11月11日に入籍していたことが分かった。お相手は、木村が5年前から演技指導を仰いでいた30代後半の演技講師で、出会った当初は師弟関係だったものの、自分の飛躍の大きなきっかけとなった男性に木村が惹かれ、数年前から交際に発展していたという。

 木村は妊娠していないそうで、このまま仕事は継続する予定だ。既に関係者やスポンサーへの報告は済ませていたというが、これまでに熱愛報道のなかった木村だけに電撃的なゴールインとなった。

「木村は親しい関係者に、結婚を前提とした交際であることを伝えており、女優としての実績を重ねた上で、近い将来入籍すると言っていたようです。それがこのタイミングだったということなのでしょうが、先の仕事も決まっていて、男性人気もまだまだ上を目指せる中での結婚発表は、正直失敗だったと言わざるを得ません。この先の仕事でも、数字面での影響は少なからず出るでしょうね」(テレビ局関係者)

 木村といえば、2011年にNTTドコモをはじめとした計4社のCMに立て続けに出演し、人気を得て、翌年には連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(NHK)に出演したことから、男女問わず幅広い層から支持を獲得した。インスタグラムのフォロワー数は、女優の中でも長澤まさみ(29)、桐谷美玲(26)に次ぐ160万人を誇る。

 男性ファンも多いだけに、17日の結婚報道直後は「木村文乃が結婚したので仕事を休みます」などのツイートが相次ぐなど、世間は一時“ふみロス”状態に陥った。男性人気はまだまだ上昇中だっただけに、結婚を機にファン離れを招く可能性もあるという。

 男性ファンが離れることにより、今後の木村出演ドラマの視聴率低下に繋がると関係者はみているようだ。となると気になるのは、来年放送されるあのドラマである。

■“ふみロス”現象が“独り身活動”のキムタクに影響か

 それは、木村拓哉(44)のSMAP解散後初主演として話題になっている、来年1月期ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)だ。同ドラマは、元SMAPマネージャーであるI氏の置き土産ともいわれており、その視聴率が今後の木村拓哉のソロ活動に大きな影響を及ぼすとされている。

 SMAPの肩書がなくなった木村拓哉が一体どれだけの数字を残せるのか、各テレビ局関係者の指標ともなるドラマだけに、ジャニーズとしては何としても結果を残さなくてはならない。そんなジャニーズの内部事情を尻目に、今回の木村文乃の結婚がもたらす影響は少なくないだろう。

「当初予定していた役者に立て続けに断られるなど、つい最近までキャスティングが決まらないほど制作が難航していた同ドラマです。ただでさえ苦戦が予想されていたのに、このタイミングで木村文乃が結婚発表をした。しかしジャニーズは、それさえも逆手にとって、今回のドラマがもし低視聴率に終わったとしても、今から“ふみロス”に責任を押し付ける気でいるというウワサですが…」(前出・テレビ局関係者)

 転んでもただで起きないジャニーズにとって、格好の“言い訳”になったというわけだろうか。しかし、今回のドラマの結果如何によっては当然、木村拓哉への世間の目は、より一層厳しいものになるだろう。これから“独り身”となるキムタクの運命を、木村文乃の結婚が大きく左右することになりそうだ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。