プロが指南!お風呂上りのような「自然なツヤ肌をつくる」メイク術

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素肌のようなツヤ感を出したいのに、どうしてもマットな仕上がりになってしまう……という方も多いのでは?

ツヤを出すためにリキッドファンデーションのみでお粉を置かない、というやり方は実は間違い。もちろんファンデーションは油なので塗った瞬間はツヤが出ますが、時間とともにすぐに剥げ落ちてただの“おさぼりスッピン肌”状態に。

そこで今回は、プロのヘアメイクで年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、“ツヤ肌をつくるメイク術”をご紹介します。 

■まずは下地に薄いピンクで血色をプラス

色々なカラーの下地がありますが、ここでは薄いピンクをチョイス。お顔全体に塗ることでくすみを飛ばしてくれると共に、自然な血色がプラスされます。

■コンシーラーで部分的にカバー

いくら素肌っぽさを出したくでも、クマやシミが目立っていては台無しですよね。

細いブラシで丁寧に気になる箇所にだけコンシーラーを使い肌色を補正していきましょう。

■下地の2色使い「パールホワイト」を重ねる

パール感の強い白めの下地を更にハイライトゾーンに重ねます。眉山からアゴ先にかけての逆三角形の内側に、指でポンポンと置くように重ねていきましょう。

この時、決して毛穴に押し込まないこと。塗りこんでしまうと、逆にお肌のキメの粗さが目立ってしまいます。優しく肌の上にのせるように置くことがポイントです。

■お粉はパフにたっぷり取って薄くのせる

お粉は薄付きが好きだから……とブラシでのせてしまうと、ブラシの“すじ”が肌ムラを作る原因に。

正解は、パフにお粉をたっぷりと取り、軽くお肌に触れる程度で全体に置き、表面の余分なお粉はフェイスブラシではたき落としましょう。

■仕上げにワセリンをプラスオン

お粉まで仕上げた状態のお肌の上に、ツヤを出したい箇所に薄くワセリンを伸ばします。

さらさらのオイルじゃないことがポイント。ワセリン特有の固めのテクスチャーだからこそ、長時間表面に自然なツヤを出してくれるのです。

いかがでしたか? ツヤ肌を作るためには、お肌の仕上げ前後にツヤを仕込むことがポイント。ワセリンの新しい使い方として、明日からのメイクにぜひ活用してみてください。

【筆者略歴】

※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。