どうも力がでないなら…今スグ試したい「うつ病危険度」チェックリスト

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なんとなく気分が落ち込み「やらなきゃ!」、「頑張らなきゃ!」と思っていても頑張れない、力が出ない……そんなことはありませんか? 

日に日に夜明けが遅くなり、日の入りが早くなると減少するのが日照時間。この日照時間の減少は“幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンの分泌の減少を招くため、落ち込みやすくなったり、特に何もないのにもの悲しくなったりしてしまうことも。そんな状態が長く続くと、うつ病になってしまう可能性もあります。

そこで今回は、心理カウンセラーでもある筆者が、うつ病リスクのチェックリストと回避法をご紹介します。

■うつ病危険度チェック

(1)無責任なことはできない

(2)仕事のミスなどを誰かのせいにするのは許せない

(3)何事にも積極的な方だ

(4)明るく元気が取柄

(5)実は落ち込んでいても明るくふるまう方だ

(6)面倒見がいい方だ

(7)几帳面である

(8)どちらかというと神経質な方だ

(9)ストレスが溜まっていても仕方ない、どうしようもないので意識しないようにしている

(10)睡眠不足気味である

(11)スマホ片手に寝落ちすることがよくある

(12)就労時間が長い

(13)今まで好きだった音楽が不快に感じる

(14)人と話すのが面倒だ

(15)集中力が低下し、仕事が思うようにできない

(16)朝は特に気持ちが落ち込む

(17)何をしても楽しくない。

(18)体のダルさが3か月以上続いている

(19)食欲がない

(20)甘いものを異常に食べたくなる、飲みたくなる

1〜8はうつ病になりやすいとされる性格。意外ですが「まさかこの人が!?」、「まさか自分が!?」という人の方がうつ病に罹りやすいといわれています。

9〜12は精神的・肉体的ストレスを溜めやすい習慣。13〜20はうつ病の症状です。

■うつ病にならないためには?

うつ病にならないためには、明るく元気で真面目などの“理想の自分”を追い求め過ぎないこと。できない自分もOK!時にはサボってもOK!と肩の力を抜くことは“怠惰”ではないと理解しましょう。

残業も時にはきっぱりと断る勇気を。そして質のいい睡眠を取るために、スマホ片手に寝落ちはNG。アメリカでは“デジタルデトックス”が注目されています。

また小腹がすいた時にいきなり甘いものを摂るのは脳の報酬系が異常に興奮する上に、インスリンが過剰に分泌され血糖値が急降下しまた気分が落ち込むという悪循環を招くので、小腹はナッツ類で満たすといいでしょう。

いかがでしたか? 時には休憩も必要です。頑張りすぎてしまう人は、一度生活を見直してみてくださいね。

【参考】

なるほど病気ガイド うつ病 - アステラス製薬

【筆者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

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※ Rasdi Abdul Rahman / shutterstock