辛い胃痛はお腹を伸ばしてケア!痛みを緩和させるヨガポーズ
胃の痛みは、予告なく突然やってきます。ストレスや食べ過ぎの他にも、薬などで胃を荒らしてしまうときも痛みを伴う場合があります。
突然やってくる胃の痛みには、症状を緩和させる方法を知っておくとよいでしょう。今回はヨガインストラクターである著者が、胃痛を和らげるヨガポーズをご紹介します。
■まずは温めることが先決
胃が痛いときに冷たい飲み物はNGです。温かい飲み物、特に白湯がお勧めです。白湯はヨガ的にいえば万能の薬とも言われています。温かい水なので胃を温めるだけでなく、胃の負担もありません。
飲むときは少しずつ胃に入れるようにしましょう。しかし温かい飲み物といっても、カフェイン入りのものは胃への刺激が強いので避けましょう。また、お風呂に入って湯船で体全体を温めるのも効果的です。
■胃が痛いときは、胃を伸ばすヨガポーズ“ウシュトラアーサナ”
胃が痛いときはお腹をかがめてしまいがちですが、できるだけお腹を伸ばしてあげましょう。
(1) 膝立ちになります。両手を腰より下、お尻よりに添えましょう。
(2)肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せます。
(3)息を吸うタイミングで、手でお尻を前に押し出します。
(4)お腹とみぞおちが伸びるように意識して、体を反らしていきます。
(5)腰に無理のない位置で、ゆっくり5呼吸ほどキープします。
(6)一度楽な姿勢に戻り、再び体を反らしていきましょう。
(7)息を吸うときにお腹を膨らますようにします。呼吸でもお腹を伸ばしていくように意識しましょう。
■胃痛で眠れないときは、右側を下にして横向きに寝る
胃痛で寝付けないときや胃が張って辛いときは、右側を下にして横向きに寝てみましょう。右を下にすることで胃を圧迫せずにすみ、また腸への入り口が右側にあるので、食べたものが腸へ流れやすくする効果もあると言われています。
いかがでしたか? 胃痛は辛いものですよね、上記のことを試しても解決しないときには早めに受診するしましょう。
【筆者略歴】
※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。