夫の「-13kgダイエット」に成功!妻が実践した3つのこと
仕事の接待や深夜の食事が重なり、社会人になって徐々に太ってしまう男性は多いですよね。我が家の夫も仕事の多忙さやストレスもあり、体重がどんどん増え、ついに105kgに……そんな夫が、最近13kgのダイエットに成功したんです!
今回はフィットネス指導者であり管理栄養士でもある筆者が、実際に“夫のダイエットを成功させた方法”をご紹介いたします。
■夫婦で運動する習慣をつける
我が家の場合は、夫婦で週1のボクシングジムに通い始めました。学生時代、運動部に所属していた夫は思い切り汗をかくのが楽しかったようです。
運動プログラムの1年継続率が、夫婦ペアで参加した場合は94.7%、対して未婚者単独では37%だったという研究もあります。山登り、フィットネスクラブ、ウォーキングなど、夫婦で一緒に楽しめる運動は励ましあったり、ときには競いあったりと励みになり、継続の原動力となります。
■毎日の成果を褒める
ダイエットを始めて少しでも効果が出てきたら「痩せたね!」「お腹がスッキリしてきたね」など、どんどん褒めましょう。妻からだけでなく同僚や親、子供など、あらゆる人からの賞賛は自信とやる気につながります。周りにも協力を求め、励ましてもらいましょう。
また、「痩せて動くのが楽になった」「ズボンがゆるくなった」という変化があれば、それも指摘して成功体験を実感してもらうことが大切です。
■夜12時以降の米は控える
毎日の夕食は丼物やカレーよりも、肉か魚のメイン料理に野菜料理を2品以上、プラス汁物を心掛けました。さらに生野菜よりも加熱した野菜の方がたっぷりと食べることができます。夫は夜12時以降はご飯を食べないようにして、おかずだけ食べるようにしています。
ストレスをためない対策として、大好きなビールは350ml〜700ml程度なら飲んでよいことにし、朝と昼はごはんをしっかり食べるようにしました。
いかがでしょうか? 社会人になってから徐々に太ってしまった夫も運動するきっかけをつくり、夫婦で実践→褒めて継続を促す→食事もできるだけ健康なものを心掛ける、といった方法で減量に成功し、現在もダイエットは進行中です。
旦那様の体重と健康が気になる方は、できるところから取り入れてみてくださいね!
【参考】
※ 運動実践者の継続意欲を高める運動指導について―フォーカスグループを用いた質的調査から ― 松本裕史、ほか
【筆者略歴】
※ やぶぞえともこ ・・・ イントラ栄養士ともこ。エアロやストレッチなどの運動指導ができる管理栄養士。運動と栄養、両方の専門家としてのアドバイスを提供する健康づくり指導者。3児の母でもある。大学院にて生活科学修士号取得。
【画像】
※ Monkey Business Images / Shutterstock