知らなかった!ほうれい線がどんどん深くなるNGスキンケア

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夕方になるとファンデーションがパックリ割れる……、顔に入った“ハ”の字が悩みだからと一生懸命ケアをしている人も多いと思います。しかし、このケアを間違えば、どんどんほうれい線は深く刻み込まれてしまうことに! 

そこで、今回は美容ライターの筆者が、ほうれい線が深くなってしまうNGケアについてお教えします。

■ほうれい線に直接マッサージをする

ほうれい線を引き伸ばそうと必死にマッサージをするほど、ほうれい線はどんどん本格化するのが現実。

基本的に、シワ対策の美容液を塗る以外、ほうれい線のケアは直接触らないことが条件になります。特にかっさやローラーを使う人は要注意! マッサージをする場合は、顔のコリをほぐすことがポイントなので、ほうれい線を直接触らず、頬の筋肉を押してほぐしたり、耳を回したりしましょう。ツボ押しも有効なので、かっさを使うのであれば、引き上げるのではなく、ツボ押しをメインにしてください。

■たるみやシワ系美容液を使えばいいと思っている

とりあえず、ほうれい線に効果がありそうな美容液を投入しているだけ、というのも間違い。

もちろん美容液を使うことは大事ですが、それ以前に保湿ケアをしっかりしなければ、ほうれい線が薄くなることはありません。“肌のトラブルはすべて乾燥が原因”とよく言われるように、ほうれい線の部分だけでなく、顔全体の肌の土台(保湿)がきちんとできていないと高価な美容液を使っても効果をフルに発揮できないのです。

まずは、日々のケアを見直して、肌全体の状態を上向きにしてから、ほうれい線対策の美容液やクリームを投入しましょう。また、ほうれい線はたるみとシワが複合的に混ざっているので、両方にアプローチできるものを選んで。

■生活習慣や食生活は今まで通り

ほうれい線のケアはスキンケアだけで完成するわけではありません。頬杖をつく癖やご飯を食べるときの噛む癖、荷物を持つ手の癖、歩き方、スマホをいつも見ている……etc.の生活習慣がかなり大きな影響を及ぼします。

中でも片方だけに突如として現れるほうれい線は、骨格の歪みが大きな原因なんです。スキンケアをいくらがんばっても一向に解消しない、と悩んでいる人は生活習慣をちょっと変えてみましょう。

むくみも肌を重くしてほうれい線を引き起こすので、むくみやすい人は食生活やインナーケアも少しずつシフトするようにして。

せっかくケアをするのであれば、効果的にケアしたいもの。今回の3つのポイントを押さえて、明日からは賢いほうれい線ケアをはじめましょう!

【筆者略歴】

矢粼 彩 ・・・ 女性誌を中心に各メディアにて美容ライターとして17年活躍中。「最新の正しい知識や情報と共にトータルビューティを叶える」理念の元、日本ダイエット健康協会公認ダイエットインストラクターとしてパーソナルケアやメディアでも発信中。

【画像】

※ gpointstudio / shutterstock