プロが指南!「キュッとしまった美人鼻をつくる」簡単メイクテク

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高い鼻筋にキュッとしまった小鼻。女優さんのような“美人鼻”は誰でも憧れますよね。だんご鼻だから……と諦めていませんか? 実は、メイクテクで誰でも“美人鼻”を作ることができるんです。

そこで今回は、プロのヘアメイクで年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、すぐできる美人鼻をつくる簡単メイクテクをご紹介します。

■使用アイテム

ハイライトとして使う明るめのコンシーラーと、アイシャドーはベージュ・グレーベージュ・ブラウンのアンニュイカラー3色を準備。この時、アイシャドーはパールやラメの入っていないマットなものを選びましょう。

■ベースメイクで鼻筋を仕込む

まずはベースメイクの段階で、ハイライトカラーのコンシーラーを鼻筋に細くのせます。

この時、決して小鼻の先端までコンシーラーをのせないこと! 長くのせ過ぎると小鼻が大きく見えてしまうので要注意。

ポイントは、眉間から鼻筋の半分程の長さまでに留めることです。そうすることで自然な鼻筋がうまれます。

■ノーズシャドーもグラデーションで仕上げる

鼻筋をしっかり出したいから濃いシャドーで一気に引き締める……なんてしていませんか?

アイメイクと同じように、ノーズシャドーも“グラデーション”を使うことがポイント。まずは肌よりもほんの少し暗めのベージュシャドーで、眉頭から小鼻にかけて鼻の軟骨ラインをなぞりましょう。

次に、もう少しベージュに影が入ったようなグレーベージュのシャドーで、眉頭から逆三角形の形で細めに色を重ねます。

最後に、ブラウンシャドーを目頭の中間あたりからごく細く短く逆三角形の形で色を重ねます。

ポイントは、“逆三角形”の形に入れること。まっすぐ太いままで眉間から小鼻までなぞってしまうと、逆に鼻筋が“太く”見えて男鼻に見えてしまいます。

■小鼻の切れこみは鼻の穴から作る

引き締まった小鼻を作るには、実は“鼻の穴”の形にポイントがあるのです。

鼻の穴が丸い形だと、だんご鼻な印象に見えてしまいます。

正解は、鼻の先端にブラウンシャドーで細い切れこみを入れること。そうすることで、鼻の穴が“涙型”に見えて小鼻がキュッと引き締まって見えます。

いかがでしたか?意外と見落としがちな“鼻メイク”。ちょっとのテクニックで驚くほど自然に鼻筋が通ります。ぜひ、明日からのメイクアップに取り入れてくださいね。

【筆者略歴】

※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。

【画像】

※Sergey Tay / shutterstock