6試合ぶりの出場となった長友(左)と2試合連続の出番なしに終わった本田

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 セリエAは2日、第7節を行った。日本代表MF本田圭佑は出場機会なし、同DF長友佑都は、リーグ戦では開幕戦以来、6戦ぶり出場となる途中出場を果たしている。

 本田の所属するミランはホームでサッスオーロと対戦し、4-3で勝利した。前半を1-1で折り返すが、後半に入るとサッスオーロが9分、11分と立て続けに加点。しかしFWカルロス・バッカのPKで反撃を開始ししたミランは、同28分にMFマヌエル・ロカテッリ、DFガブリエル・パレッタがゴールネットを揺らし、わずか7分間で大逆転に成功した。ミランは2戦ぶり勝利で4戦負けなし。

 ただし本田に出場機会は与えられず、2戦連続出番なし。ここ1か月のミランでの出場時間は、2試合わずか19分で日本代表に合流することになった。

 長友の所属するインテルは敵地でローマと対戦。前半5分にFWエディン・ジェコにゴールを許したインテルは、後半27分にMFエベル・バネガのゴールで同点とする。しかしそのわずか4分後の同31分にDFコスタス・マノラスにクロスボールを合わされて勝ち越しを許し、1-2で敗れた。2戦連続勝利のないインテルだが、黒星は開幕戦以来で6戦ぶり。ただし公式戦は2連敗。

 ベンチスタートの長友は後半17分から途中出場。リーグ戦の出場は開幕戦でフル出場して以来で6戦ぶり。公式戦では9月15日のヨーロッパリーグ(EL)のハポエル・ベア・シェバ戦以来で、今季3試合目だった。長友もこの後、日本代表に合流する。

 首位のユベントスは敵地でエンポリに3-0で勝利。後半20分にFWパウロ・ディバラが先制のゴールネットを揺らすと、同22分と25分にFWゴンサロ・イグアインが加点。わずか5分で3得点を記録したユベントスが3連勝で首位をキープした。

 2位のナポリは敵地でアタランタと対戦。しかし前半9分に先制ゴールを許すと、その後反撃は出来ず、0-1で敗戦。今季初黒星を喫すると、ユベントスとの差は4に広がった。


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