プロが指南!目の形別(つり目・たれ目・アーモンド)アイラインのはねあげ方

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キリッとした目元を作るための必須アイテム“アイライナー”。実は、目の形によってはねあげ方が違うのはご存知でしたか? せっかくのアイラインも、自分の目にあっていなければ“ただメイクがきつい人”に見られてしまいます。

そこで今回は、プロのヘアメイクで年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、“目の形別(つり目・たれ目・アーモンド)アイライナーのはねあげ方”をご紹介しましょう。

■つり目は…なだらか1本線に

キリッとした目元が魅力のひとつでもあるつり目。でも、アイラインの“はね上げ”をしてしまうと、そのつり上がりを強調してしまい“キツイ”印象に。

正解は、横長になだらかに1本線のように描くこと。そうすることで目尻が下がって見え、キリッとした印象に柔らかさをプラスすることができます。

■たれ目は…少しはね上げ

かわいくて幼い印象を与えるたれ目。目元はアイラインを描くことでガラッと印象を変えることができますが、そのまま下がり目のラインで引いてしまうとより“たれた”印象を強調してしまいます。

正解は、下まぶたの延長線上にあたる部分を目掛けて目尻キワより少し手前から上にはね上げること。

そうすることで目尻がグッと上がって見えて、いつもの優しい印象からキリッとした大人の女性の印象に変わることができます。

■アーモンドは…自由自在に

目の形としては理想の形。“なりたい目元”を意識して、色々な印象をつくることができます。横長に描いてもいいですし、下がり目に見せたい時には上まぶたラインの延長線上になだらかに引き下げて描くことも可能です。

ただ、あまりはね上げを長く取りすぎると“舞台メイク”のようにわざとらしくなるので、目尻キワからすぐにはね上げ長さは短めに引くと自然な印象で描くことができます。

いかがでしたか? ちょっとしたラインの角度で、目元の印象も変わります。ぜひ、自分の目の形に合わせて一番似合うアイラインのはね上げ方を見つけてくださいね。

【筆者略歴】

※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。

【画像】

※ Olena Yakobchuk / shutterstock