『sutra』公演風景 ©Hugo Glendinning

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舞台『sutra』が、10月1日と2日に東京・渋谷のBunkamura オーチャードホール、10月5日に愛知・名古屋の愛知県芸術劇場、10月8日に福岡・北九州芸術劇場で上演される。

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これまでに世界60都市で上演されている『sutra』は、『テ ヅカ TeZukA』『プルートゥ PLUTO』の演出・振付を手掛けたシディ・ラルビ・シェルカウイの主演・演出・振付による公演。中国・嵩山少林寺の僧侶19人による群舞とアクロバット、パーカッションや弦楽アンサブルのライブ演奏が融合したパフォーマンスとなる。ステージ上で変化する舞台セットは現代美術家のアントニー・ゴームリーが手掛けている。

ダンサーとして出演する僧侶たちは、嵩山少林寺で厳しい仏教の戒律に従って生活し、カンフーの修行を積んでいる現役僧侶。シェルカウイは2か月間にわたって嵩山少林寺に滞在し、彼らと共に同公演を作り上げた。初となる来日公演では、PRアンバサダーを森山未來が担当。10月1日夜公演終了後には森山とシェルカウイによるアフタートークが開催される。チケットは現在販売中だ。

■森山未來のコメント
圧倒的な身体パフォーマンス、ジャンル分けを無効にする力強さ―常にアイヴィー(ツタ)のように対象に自然に絡みあい、みずみずしいものに仕立てるラルビが、少林寺の新たな文化に出会った純粋な喜びに満ち溢れたステージ。完成された作品世界や美術はもちろん、少林拳が新たな表現に昇華した衝撃をシンプルに感じるだけでも、全ての人が楽しめる作品だ。