「吉高由里子 UWAKI」より

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 ジャニーズ事務所の人気グループ・関ジャニ∞の大倉忠義(31)と、女優・吉高由里子(27)の交際が、今月15日発売の『フライデー』(講談社)で報じられた。

 同記事は、今年の3月ごろから西麻布の会員制バーで二人でいるところを目撃されているほか、6月には大倉の地元である大阪で食事をしていたと伝えている。さらに最近も吉高が大倉の自宅に通うなど、密かに順調な交際が続いているという。

 吉高といえば、かねてからロックバンド・RADWINPSのボーカルである野田洋次郎(31)との交際が噂されていた。しかし同誌によれば、昨年には破局しており、現在は完全に大倉一筋だという。

 だがこの二人、以前から交際を匂わせるようなフシがあったのだとか。

 吉高が自身のTwitterで、大倉が以前事務所のファンサイトの連載で取り上げた稲庭うどんを食べていることをアピールしたかと思えば、大倉がロケ先でなぜか食器を2枚ずつ手にとって購入している姿が目撃されている。

 グループの最新シングル『罪と夏』は初週で27.5万枚を売り上げ、オリコンの週間ランキングでは1位を獲得。順調な活動を見せる関ジャニ∞だが、その主要メンバーの一人である大倉の熱愛報道の続報に目が離せないといった状況だ。

 ジャニーズメンバーの熱愛となると気になるのは、ファンによる“炎上”だ。今回の報道に対しても、いつものように怒りを露わにするファンが続出すると思われた。しかし蓋を開けてみれば不思議なことに、大倉のファンは二人の交際が報じられても、吉高に怒りや嫉妬の矛先が向くことがない。むしろほとんどが祝福モードに包まれているという。

■「吉高由里子はまだマシ」のファン心理

「この原因には吉高のキャラクター的な部分もありますが、一番大きいのは、以前大倉と交際の噂のあったタレントの芹那(31)の存在です。ファンの間では“芹那よりはマシ!”と言う声も多く囁かれているようです」(某芸能記者)

 芹那はかつて自身のSNSにおいて、大倉との交際を過剰にアピールし、ファンから怒りを買っていた。その理由を前出の芸能記者がこう続ける。

「大倉は某大手焼き鳥チェーン店の御曹司でもあるのですが、交際が噂されていたころ、芹那のSNSにはそれを示唆するかの如く焼き鳥の写真をアップしていました。また大倉が愛用しているヘッドホンと同じブランドのものを使用している写真や、左手薬指に指輪をしている写真を掲載し、もはや挑発レベルのアピールをしていた。こうした部分が大倉をうんざりさせてしまい、フラれてしまったのではないかとも言われています」

 芹那が意図的にアピールしていたのかは定かではありませんが、大倉ファンから散々怒りを買ったのは事実。そのためファンとって吉高との交際報道は、芹那とはキッパリ別れた証明として受け入れられたようだ。

 こうした芹那の大胆かつ過剰なアピールの後であったため、今回“天然系キャラ”でおなじみの吉高との交際が報じられ、かつ吉高がささやかなアピールをしたところで、むしろ可愛い程度と捉えているのかもしれない。

 炎上を免れた吉高は、ある意味芹那の大きなサンドバックに守られた格好だ。二人の交際はどう転ぶのか。今後に注目していきたい。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。