「near, far 二階堂ふみ写真集」より

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 女優の二階堂ふみ(21)が6月23日、7月スタートのテレビドラマ『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)で初めてヒロインを演じることが明らかになった。バラエティ番組に数多く出演する“ゴリ押し露出”や華麗なる男性偏歴で女性アンチファンが増えつつある二階堂の真価がいよいよ問われそうだ。

■“ゴリ押し露出”で女性アンチファンが急増?

 7月17日から放送されるドラマ『そして、誰もいなくなった』は、容姿端麗で頭脳明晰の主人公・藤堂新一(藤原竜也・34)がある日、同姓同名の男の逮捕で人生を狂わされて不可解な事件に巻き込まれていくストーリーを描く。プロデューサーの一人に、テレビドラマ版『デスノート』(日本テレビ系)で“意識高い系ツイート”が大炎上した鈴木亜希乃氏が入閣。脚本は、2005年放送の『ドラゴン桜』(TBS系)や実写ドラマ版『名探偵コナン』を手がけた他、劇作家、小説家としても活躍する秦建日子(はた・たけひこ・48)氏が手がける。

 今まで映画出演が多かった二階堂は、本作で連ドラ初ヒロインを飾る。作中ではウェディングドレス姿も披露するという。

 そんな波に乗る21歳は、知名度も上昇中だ。バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー「ゴチになります」に「知名度を高めるため」とレギュラー参加して以来、バラエティ出演が増えている。しかし一部では「過大評価」という意見や、宮崎あおい(30)やAKB48の島崎遥(22)と「区別がつかない」という声が絶えない。

 一方、業界の男性陣からは以前よりモテモテ。2014年には俳優・新井浩文(37)と交際が報じられた。2015年秋には、女性人気バツグンのミュージシャン・星野源(35)との熱愛報道も。数々の大物を釣り上げてきた。

 そして今年は菅田将暉(23)。3月に熱愛疑惑が起き、友達関係を強調するも、『ぐるナイ』で共演して公開イチャつき。女性ファンの反感を食らった。今月22日には、沖縄料理店にて二人で食事をする仲睦まじい姿を再び撮られている。
 
「出演映画『オオカミ少女と黒王子』でも女性ファンから煙たがられています。初日舞台挨拶で谷間がV字に開いた白いワンピースを着て、男性ファンの間で『(胸の谷間が)セクシーだ』と話題になるも、女性ファンから『下品』『あざとい』などと非難を受けている」(芸能プロ関係者)

 今回のドラマ『そして、誰もいなくなった』について、現在のところ二階堂の報道が多いが、本当の主演は演技に定評のある藤原竜也(34)。二階堂は藤原演じる主人公の婚約者という役どころだ。

「放送時間はゴールデン帯を外れ、日曜の夜10時30分からです(初回は30分拡大で10時から)。視聴率や作品の評価が悪い場合は、藤原さんが矢面に立つでしょう。二階堂さんはリスクが少なく美味しいポジション。よほどのことがないかぎり、猛バッシングにさらされることはないはず」(芸能関係者)

 世間の認知度は十分高まってきた二階堂。演技で視聴者をうならせ、一部で「毎日、二階堂さんを見る。飽きた」とウンザリされるほどの“ゴリ押し露出”の成果を花開くことができるのか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。