フラッシュモブ離婚はアリ？実は多い”サプライズ嫌い”という女性心理

2016年6月24日 12時5分

DJあおいの「じゃあ言わせてもらいますけど」

　Q＆Aサイト『Yahoo!知恵袋』に、結婚式の披露宴で「フラッシュモブ」が展開されて離婚を決意した新婦の書き込みが広く反響を呼んでいる。「フラッシュモブ」とは、街中などで群衆が突然踊り出すといったパフォーマンスで、最近は結婚披露宴でも人気の演出となっているという。この賛否両論を巻き起こした騒動をDJあおいはどう分析するのか──。

■結婚式はナーバスになる新婦も多い

　結婚式で大嫌いなフラッシュモブをやられて、新婦が泣き崩れ、そのまま退場して離婚を決意したという投稿がヤフー知恵袋で話題になったわけですけども。筆者の私もフラッシュモブはあまり好きではないので、新婦さんの気持ちもわからなくはないですね。

　さすがに結婚式をエスケープして離婚を決意してしまうほどの癇癪は起こさないとは思いますが、終始チベットスナギツネのような冷めた目になってしまうことは否めません。

　結婚式は結構ナーバスになっている新婦さんもたくさんいらっしゃるんですよ。ナーバスになっているところにいきなり大音量のポップが流れて「ウェーーーイ」なんて踊りはじめたら、そりゃ「はぁ!?」ってなりますよ。

　やるならやるで事前に知らせてくれりゃいいんです。そうすれば心の準備ができますし「わー、スゴーイ、嬉しい！」という演技だってできます。踊っているモブの方々だけがサプライズだと思ってりゃいいんですよ。そうすれば誰も傷付くこともないわけですから。わざわざリスクを背負ってまでだまし討ちをすることもないと思います。

　そもそもフラッシュモブに限らずサプライズ系の演出って嫌いな女性はいないと思われていたりするのですけども、結構な数のサプライズ嫌いな女性もいるんですよね

　お店の照明が暗転したかと思ったら、他のお客さんも巻き込んでのハッピーバースデーの合唱だったり。あれもサプライズ嫌いからすれば、他のお客さんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいで地獄でしかありませんし。某テーマパークの某お城の前で、突然ひざまずいて指輪を出してプロポーズなんて、サプライズ嫌いからしたら脅迫としか思えないんですよ。

　逃げ道もちゃんと用意してあげてこその誠意なんじゃないかと、NOと言える環境も整備できないで何がプロポーズかと、サプライズ嫌いは思うわけです。

　過剰な演出よりも日常の中のさりげない言葉の方がじわじわと嬉しかったりする女性も多いです。小さなことを大きく喜ぶことができる感受性豊かな女性をもっともっと大切にしてあげてほしいですね。

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