Android 6.0の意外に便利な新機能! アクセス権限をアプリ別にオフにする方法

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ドコモなどキャリアモデルのAndroid 6.0へのバージョンアップが開始されている。
Android 6.0では、アプリをインストール後、アクセス権限を個別にオフにすることができるようになった。

実は、これ、結構、便利な変更なのだ。

これまでは、すべてのアプリで許可してインストールするか、一つでも許可したくないものがあればインストールをあきらめるしかなかった。
たとえば、Facebookの場合、
カメラやカレンダー、ストレージ、マイクなど、利用に許可を求める情報すべてにアクセスすることを許可しないとインストールできなかった。
しかし6.0からはは、「カレンダーにはアクセスを許可したくない」と思ったら、カレンダーへのアクセス権限のみをオフにすることができるというわけ。

では実際に、どのような操作で権限をオフにするかを紹介しよう。

●特定のアプリごとに権限をオフにする方法


1.「設定」→「アプリ」で権限をオフにしたいアプリを開き、「許可」をタップ



2.オフにしたい機能をタップしてオフにする


●権限の種類からアプリを指定してオフにする方法


1.「設定」→「アプリ」の設定アイコンをタップ




2.「アプリの権限」をタップ



3.権限の種類をタップ



4.オフにしたいアプリをタップしてオフにする

「このアプリはどんな権限が必要なんだろう、不要な権限は切っておきたい」と思う場合は、アプリから探せばよいし、「位置情報の権限を必要とするアプリはどれ?」と思う場合は権限の種類からアプローチしてチェックすればよいだろう。権限はいつでもオンオフできる。

ただし、権限をオフにするとアプリの機能が使えなくなる場合がある。たとえば、録音アプリで「マイク」の権限をオフにしてしまったら、録音できない。
そのアプリを使おうとすると、メッセージが表示されるので、ここで再び許可すれば利用できるようになる。





内藤由美