本田無念の途中交代、決定機押し込めず…敵地で完敗ミランが公式戦13戦ぶり黒星

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[3.6 セリエA第28節 サッスオーロ2-0ミラン]

 セリエA第28節が6日に行われた。日本代表MF本田圭佑の所属するミランが敵地でサッスオーロと対戦し、0-2で敗れた。ミランの敗戦は1月6日のボローニャ戦以来。リーグ戦では10戦ぶり、公式戦では13戦ぶりの黒星となった。本田は公式戦15試合連続の先発出場。しかし後半37分に公式戦では7戦ぶりの途中交代となった。

 ミランが完敗を喫した。まずは本田が迎えた決定機を決めきることが出来なかったことが痛かった。前半7分、MFジャコモ・ボナベントゥーラがミドルシュートをGKが弾くと、本田は詰める。しかしボールを先に触るが、GKにシュートを防がれ、押し込むことが出来なかった。

 すると前半27分にサッスオーロに先制を許す。CKでサインプレーによるクロスを蹴り入れられると、ゴール中央に走り込んだMFアルフレッド・ダンカンに豪快弾を蹴り込まれる。さらにミランは後半27分、DFシメ・バルサリコのアシストからFWニコラ・サンソーネに追加点を奪われてしまった。

 またミランは2失点目の直前のプレーでMFアンドレア・ベルトラッチに対してファウルがあったとする抗議でシニシャ・ミハイロビッチ監督が退席処分となる。後半31分にサッスオーロが退場者を出したことで数的優位に持ち込んだミランだったが、反撃のチャンスは巡ってこない。本田の代わりに後半37分から投入されたFWケビン・プリンス・ボアテングもリズムを変えることは出来なかった。


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