ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタ代表取締役が13日、アルバロ・モラタの去就に言及した。『Premium Sport』のインタビューで、次のように述べている。

「モラタの契約延長はレアル・マドリーの買い戻しにどういう影響を及ぼすか? 何もないさ。契約延長は単純に、我々が同意して決めたことだよ。我々と一緒にいるなら、投資するのが正しい選手だからだ。その買い戻しオプションを外すことができれば、彼にはウチに長く残るだけのクオリティーがすべて備わっている。だから我々は契約を延長した」

「レアルとは素晴らしい関係にある。できるだけ早く、彼のことについて話すために会いたいね。彼らは今日までマーケットを閉ざしていた。だから、完全に透明な取引をする可能性がある。それによくあるように、選手が自分の未来を決めるものさ」

また、バルセロナ移籍が度々噂されるパウロ・ディバラについても語った。

「ノーだ。我々はその噂に悩んでいない。ディバラは我々が買った選手だ。今は成長しているが、まだそのクオリティーのすべてを見せてはいない。我々に彼を売るつもりはないよ。今年も、これからもね。彼には大金を投じているし、我々はユヴェントスがこのクラブの名前に値する競争力を常に持てるように土台をつくったのだからね」

最後に、14日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選に向けて、マロッタ代表取締役はこう述べている。

「避けたい相手? かなり先をいっているチームたちがいる。スペインの2チームとバイエルン・ミュンヘンだ。だが、よく言われるように、CLはトーナメントであってリーグ戦ではない。そしてカップ戦ではリーグ戦よりも運がより重要となる」