「サッカー界最高の兄弟、TOP30」

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『Mirror』は「サッカー界で活躍した兄弟、TOP30」という記事を掲載した。

身体的な素質や幼少期の環境が強く影響するスポーツの世界では、兄弟で活躍する例は珍しくない。

その中で最も有名になった兄弟とは?

30位:スティーヴン&ギャリー・コルドウェル

(ともにスコットランド代表)

29位:ノエル&スティーヴン・ハント

(ともにアイルランド代表)

28位:シーム&ルーク・デ・ヨンク

(ともにオランダ代表)

27位:フィリップ&ダヴィド・デゲン

(ともにスイス代表)

26位:ショラ&サミー・アメオビ

(兄ショラはナイジェリア代表、弟サミーは元イングランドU-21代表)

25位:ブルーノ&ブノワ・シェルー

(兄ブルーノはフランス代表、弟は元U-23代表)

24位:ハミト&ハリル・アルトゥントップ

(ともにトルコ代表)

23位:ミケル&シャビ・アロンソ

(弟シャビはスペイン代表)

22位:エデン&トルガン・アザール

(ともにベルギー代表)

21位:ダニー&レイ&ロッド・ウォレス

(兄ダニーはイングランド代表、弟二人はU-21代表)

20位:アレクセイ&ヴァシリ・ベレズツキー

(ともにロシア代表)

19位:ジョナタン&ジョバニ・ドス・サントス

(ともにメキシコ代表)

18位:リオ&アントン・ファーディナンド

(ともにイングランド代表)

17位:フィリッポ&シモーネ・インザーギ

(ともにイタリア代表)

16位:ラヒム&アンドレ&ジョーダン・アユー

(全てガーナ代表)

15位:チアゴ・アルカンタラ&ラフィーニャ

(兄チアゴはスペイン代表、弟ラフィーニャはブラジル代表)

14位:ラース&スヴェン・ベンダー

(ともにドイツ代表)

13位:ロブ&リヒャルト・ヴィチュヘ

(ともにオランダ代表)

12位:ラファエウ&ファビオ・ダ・シウヴァ

(ともにブラジル代表)

11位:ケヴィン=プリンス&ジェローム・ボアテング

(異母兄弟。兄ケヴィン=プリンスはガーナ代表、ジェロームはドイツ代表)

10位:ロナルト&エルウィン・クーマン

(ともにオランダ代表)

80年代から90年代初頭にかけて、選手として大きな活躍を見せたロナルト・クーマン。アヤックス、PSV、そしてバルセロナでプレーし、強烈なフリーキックとロングシュートで多くの得点も決めていた。

その栄光には届かぬとも、弟のエルウィンもオランダ代表で31試合に出場した名選手で、PSVやフローニンゲン、メヒェレンで存在感を発揮した。

引退後はともに指導者のキャリアをスタートさせ、今はサウサンプトンで監督&コーチとして仕事のパートナーにもなっている。

9位:ファビオ&パオロ・カンナヴァーロ

(ともにイタリア代表)

バロンドールも獲得した伝説的なDFファビオ・カンナヴァーロ。小柄ながらパーフェクトなセンターバックとして活躍した兄と比べ、パオロは185cmと体格に恵まれた。

兄は既に現役を引退して指導者の道へと進み、アジア方面で活動。アル・アハリでアシスタントとなり、広州恒大でマルチェロ・リッピの後を継ぎ、そして現在はサウジアラビアのアル・ナスルを指揮する。

34歳になったパオロは現在サッスオーロに所属しており、セリエAでもレギュラーとしてプレーしている。

8位:コロ&ヤヤ・トゥレ

(ともにコートジボワール代表)

2000年代に最も成長したアフリカの国といえばコートジボワール。それを支えたのはドログバとトゥレ兄弟であることに疑いはないだろう。

アーセナルでセンターバックとして開花し、その後守備の要となったコロ。そして中盤のパーフェクトな選手として成長したヤヤ。

代表では意外にもタイトルを取れない状況が続いていたが、2015年アフリカネイションズカップでようやく干ばつに別れを告げた。

7位:ガブリエル&ディエゴ・ミリート

(ともにアルゼンチン代表)

兄ディエゴはストライカーとして、弟ガブリエルはディフェンダーとして才能を開花させた。ラシン・クラブとインデペンディエンテというライバルクラブで育ったが、サラゴサ時代はチームメイトになった。

弟ガブリエルは先に現役を引退し、現在はエストゥディアンテスの監督。ディエゴは古巣ラシン・クラブでプレーを続けており、再び同じリーグで戦っている。

6位:ギャリー&フィリップ・ネヴィル

(ともにイングランド代表)

マンチェスター・ユナイテッドでともに育ち、ともに戦った兄弟は、先日バレンシアで再びタッグを組むことになった。

数多くの栄光に輝いた彼らは、指導者としても世界最高の兄弟になれるだろうか?

5位:フランク&ロナルト・デ・ブール

(ともにオランダ代表)

オランダで一時代を築いた双子のデ・ブール兄弟。ともにアヤックスで育成され、バルセロナへと羽ばたいていった。

そして今ではロナルトが下部組織で指導を行っており、フランクがトップチームの監督を務める。

先日はヤヤ・サノゴを巡ってロナルトが疑問を呈することもあったが、レンタルで彼を取るくらいなら下部組織の才能を…という立場もあるのだろうか?

4位:ブライアン&ミカエル・ラウドルップ

(ともにデンマーク代表)

欧州選手権を沸かせたダニッシュ・ダイナマイトで要となったミカエル。弟ブライアンも彼とともに一度代表を引退し、そして戻り、1998年ワールドカップを最後に国際的なキャリアを終えた。

ミカエルは現在監督として様々なところで指導を行っている。解説者やアカデミー経営で活動しているブライアンは、2010年にリンパ腫を患ったものの、その後の状態は良好であるという。

3位:ジュゼッペ&フランコ・バレージ

(ともにイタリア代表)

兄のジュゼッペはインテルで、そして弟のフランコはACミランで。同じ街のライバルでともにレジェンドとなった。

フランツ・ベッケンバウアーとも並び称されるリベロとなった弟と比べれば兄はやや知名度に劣るが、イタリア代表18capを持つ名ディフェンダーの一人である。

1980年の欧州選手権ではともにメンバー入りし、2番と3番を着けて戦っている。

2位:ソクラテス&ライー

(ともにブラジル代表)

年齢には11歳もの差があるが、ともにブラジル代表50capを超えるなど名選手として世界にその名を轟かせた。

兄ソクラテスはジーコやファルカン、トニーニョ・セレーゾと共に「黄金の中盤」と呼ばれ、テレ・サンターナ時代のセレソンで代名詞となる存在。

弟ライーも1994年ワールドカップの優勝メンバーで、パリ・サンジェルマンやサン・パウロで活躍した長身のゲームメイカーである。

1位:ジャッキー&ボビー・チャールトン

(ともにイングランド代表)

マンチェスター・ユナイテッドの歴史上最高の選手といわれているボビー・チャールトン。あの「ミュンヘンの悲劇」を生き延び、大きなダメージを受けたクラブを復活させた。

兄のジャッキーはリーズでプレーしていたディフェンダーで、弟から数年遅れてイングランド代表入り。

1966、1970年のワールドカップ、1968年の欧州選手権には兄弟揃って出場を果たし、「サッカーの母国」イングランドに初の世界王者という称号をもたらしている。