iPhoneでイヤフォン忘れをサクッと解決できる モバイルバッテリーにもなるケースが登場

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iPhoneで通勤通学中や移動中など、音楽を外出先でも聴く人は多い。しかし、外出先での視聴は、ヘッドフォンケーブルをひっかけたり、ヘッドフォンを忘れてしまったりすることも多い。

そんな悩みを一気に解決するiPhoneケースが登場しようとしている。それが『Skybuds』だ。
このSkybudsはiPhone 6または6sに装着するケースなのだが、ただのケースではない。

Skybudsは下の方が少し厚めの形状をしており、装着するとホームボタンの下側が少し伸びた大きさとなる。
実はこの下の部分にワイヤレスヘッドフォンが内蔵されているのだ。


ワイヤレス小型ヘッドフォンを内蔵できるiPhoneケース、Skybuds


ヘッドフォンは右耳用、左耳用がそれぞれSkybudsケースの左右に収納されている。
それぞれワンタッチで取り出しできるのだ。
ヘッドフォンのサイズはとても小さく、耳の穴にすっぽりと収まる大きさだ。
つまりSkybudsをiPhoneにはめておけば、ヘッドフォンを忘れる心配はなくなるのである。
しかもSkybudsはワイヤレスなので、ケーブルが絡まることもない。装着している姿も目立たないというメリットもある。

しかしワイヤレスヘッドフォンには充電が必要だ。
小さいヘッドフォンを2個、いちいち充電するのは大変と思う人もいるだろう。 
でも心配はいらない。Skybudsのケース本体にはバッテリーが内蔵されている。そしてヘッドフォンを本体ケースに収納しておけばそのまま充電してくれるのである。


本体は3色。iPhoneに合わせて選ぶことができる


さらにSkybudsケース内蔵のバッテリーはヘッドフォンの充電だけではなく、iPhone本体の充電もできる。つまりモバイルバッテリー機能も備えているのである。
Skybuds本体の充電は、コンセントに繋ぐだけでSkybuds本体、iPhone、ヘッドセットの3つを同時に充電することもできる。

それだけではなく、仕事や作業中にSkybudsのヘッドフォンを使いたい時は、ノートパソコンやタブレットなどを無線で繋ぐことも可能だという。移動中はiPhoneで、自宅ではiPadで音楽を聴く、ということも可能なのである。さらにはマイクも内蔵しているので、通話時もそのまま利用できる。


発売は2016年5月の予定


Skybudsは一般消費者から出資を募る「クラウドファウンディングサービス」で目標金額を上回る資金を獲得した。発売は2016年5月の予定で3万円台となる見込みだ。

iPhoneでいつでも音楽を聞きたい人、ヘッドフォンをスタイリッシュに使いたい人、そしてモバイルバッテリーを常に持ち運んでいる人、そのすべての人にお勧めの製品と言えるだろう。


山根康宏