男の本音や、彼が惹かれる女性のタイプを簡単に解明する“恋愛マトリックス”とは? | 恋愛ユニバーシティ

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“人が人を好きになるのは理屈ではない”、そんな風に思っている人も多いことでしょう。もちろん人が恋に落ちるのは理屈ではなく、ある種生物の本能のようなものが大きく影響しています。
この説明がつかない“恋心”を見事説き明かすことができたのなら、どんなにか恋が成就しやすくなり、またそれによりどんなにか人生が開けるようになるのかと願う人は絶ちません。
そんな願いを叶えてくれるのが、日本最大級の恋愛ポータルサイト・恋愛ユニバーシティ主宰で生命科学的視点で恋愛を理論的に解明しているぐっどうぃる博士(理学博士)。博士はこのたび文庫化された著書『恋愛マトリックス 相手を思い通りにする究極の恋愛戦略』(SB文庫)の中で、なぜ人は恋をするのかを、生物が持つふたつの本能に注目し説き明かしています。
そのふたつの本能とは“子孫繁栄”と“自己維持”。恋愛における“子孫繁栄”とは、“性的興味があるか、ないか”、また“自己維持”とは、“自分の生存を助けるか、脅かさないか、脅かすか”という意味で、人が恋をすることは、これらの二大方針が大きく影響を与えているのだとか。
ぐっどうぃる博士は本書の中で、男性の恋愛回路を下のような図表で示しています。その基本概念を今回はご紹介します。

■男性はまず、女性に対して性的に興味があるかないかで判断/ABライン

男性は女性を見たときに、性的興味の対象かどうかを一瞬で判断します。そして男性が女性を“性的興味あり”(A)と判断した場合、その女性にやさしく接したり、デートに誘うといった相手の気持ちを振り向かせる行動に出ます。
一方、“性的興味なし”(B)と判断した場合、男性は普段はその女性のことを完全に忘れています。Bと判断した女性がアプローチしてくれば、その女性と距離を置いたり、避けるようになったりします。
ABラインで見ると、恋愛対象になるにはまず見た目が第一であることは確実です。しかしながら、男性の恋愛回路はそれだけではないのです。それがCDEライン。



■その女性の居心地のよさで恋愛対象になるか否かが決まる/CDEライン

男性はまずは女性の見た目で恋愛対象か否かを選別しています。そして次に男性が女性に対してチェックするポイントはCDEライン。このCDEラインは男女に限らず、人が他人と接する際に必ず振り分ける3タイプとなります。

C=自分の生存を助ける存在。見返りを求めずに全面的にあなたを支えてくれる存在。
D=自分の生存を脅かさない人。ときに手助けしてくれることもあるが、それは負担にならない程度、または見返りを求めている場合。
E=自分の存在を脅かす存在。何かを横取りしてきたり、時間やお金を奪われたり、罪悪感を感じさせたり、責任を追及してきたり、大きなリスクを背負わせられるなど、ストレスが伴う関係性。

男性はCの位置にいる女性に好意を抱くようにできています。したがって女性は、好きな男性のCの位置を目指すべく、彼の味方になれるよう行動するようにすべきです。

■性的興味あり(A)で自分の生存を助ける(C)女性に男性は恋をする

以上の2段階を経て男性は恋愛対象を定めます。見た目だけでなく、内面も同じように重要なのです。またもしABラインで性的興味から外されても(B)、彼にとってCの存在ならば敗者復活戦のように恋愛対象の舞台に上がることもありえます。
したがって好きな男性ができたならば、外見を磨きつつ、彼にとってCの存在になるべく、“居心地のよさ”を感じさせ“無償の愛”を捧げることが彼の心を振り向かせる大切な軸となってくるでしょう。

以上がぐっどうぃる博士が示した“男性の恋愛心理”の基本となる仕組みです。
その理論が詰まった『恋愛マトリックス 相手を思い通りにする究極の恋愛戦略』(SB文庫)では、今回紹介した男性の恋愛心理の基本をベースに、片思い、セフレ状態、尽くし過ぎのカップル、セックスレス、復縁、不倫など、さまざまな恋愛シチュエーションに沿った男性心理を明解な回答をもってレクチャーしてくれています。
ぜひ、恋愛マトリックスを理解し、自分の恋愛を思い通りにしてみてください。

『恋愛マトリックス 相手を思い通りにする究極の恋愛戦略』
ぐっどうぃる博士 (著)

(文=吉田奈美/ 恋愛ユニバーシティ)

◇プロフィール吉田奈美 / 恋愛ユニバーシティ フリーランスライター
フリーランスライター。女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。また書籍の企画・構成も行っている。B級裁判や恋愛にまつわる裁判傍聴ライターとしても活動しており、『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)を出版。フジテレビ『ホンマでっか!? TV』、テレビ東京『暴露ナイト』、関西テレビ『今週のスポットライト』、BSスカパー『ダラケ!』等、テレビ出演も。