さっそく「E社のFカード」も有力候補としてメモをしました。
ポイントその4:カードの公式サイトで細かいサービスを確認する
最後に、有力候補としてあげたカードの公式サイトにアクセスをして細かいサービスを確認しましょう。

とくに、※印や小さい文字で書いてある注意書きは重要です!

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そこで、カードの候補としてメモをしておいた「A社のBカード」「C社のDカード」「E社のFカード」の3枚について、公式サイトでチェックすることにします。

「A社のBカード」は、カードの利用明細書をWEBで見るオンライン明細書にしないと追加費用がかかることがわかりました。

オンライン明細書自体はとくに問題はありません。これで「A社のBカード」はOKです。

「C社のDカード」には気になる注意書きはありませんでした。

「E社のFカード」は1年で5万円以上カードを使わないと年会費がかかるようです。よく行くお店だから、年間5万円の買い物はクリアできそうなので、「E社のFカード」もOKです。

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全部が候補に残ってしまった場合は、直近で使いそうな付加価値で判断します。

できれば欲しいものの1つに「海外旅行保険」を入れていましたが、しばらくは海外旅行に行く予定がありません。

となると、海外旅行保険が適用される「C社のDカード」はあまり必要ではなくなります。

残った2つのカードには大差がありません。結果的に、「A社のBカード」と「E社のFカード」を申し込むことにしました。

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以上のように、【絶対ほしいもの】と【できれば欲しいもの】をよく考えてから、クレジットカードを比較サイトで絞り込んでいくと、要領よくおトクなカードを見つけることができます。

ただし、とりあえず何枚も申し込むということはせず、よく比較検討してから「これはいい!」というカードを1枚か2枚、申し込むようにしましょう。

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<プロフィール>

おおいみほ
ファイナンシャルプランナー(AFP)/二級ファイナンシャル・プランニング技能士

銀行にて、預金商品やローン商品、クレジットカード商品のマネジメント業務を経て、現在はウェブサイトなどのマネー関連記事の執筆、個人投資家として活動中。

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