上手におだてて自分好みのオトコを作り上げる方法
上手におだてて自分好みのオトコを作り上げるのが大人のオンナですと、『大人養成講座』(扶桑社サブカルPB)の著者である石原壮一郎さんは言います。今回、大人の男の指南書として書かれた著書の中から、「第3編 大人の恋愛 第2章セックスにまつわる諸問題」より、女性向けに書かれた項をピックアップします。
1、ベッドの上でのNGワードとは
ベッドの上で、大人の女性が絶対口にすべきではないセリフのワースト3は、「あら、小さいのね」「早いじゃないの」「ヘタクソ」だということは広く知られています。電車の切符を自分で買えるぐらいの常識がある貴女なら、そんなことは言われなくてもおわかりですね。では、次のようなセリフはどうでしょう?「いつもそんなふうにしているの?」(男性が愛撫している最中に) 「こうしているだけで十分なの」(男性が何かしようとしてるのを制して)遠回しに言ってるつもりでしょうが、男性は自分のテクニックに常に不安を抱えていますから「どこがいけなかったんだろう?」と、真剣に悩みます。ひとりよがりの稚拙な愛撫や、アダルト動画で勉強したような現実離れした愛撫に閉口した時は、「どこをどうしてくれると、もっとうれしい」というようなことをソフトに告げたり(あくまで感じた素振りを見せながら)、貴女から積極的な攻撃に転じて男性の動きを封じてしまうのが、大人のやり方です。
2、プライドを傷つけず、上手におだてれば、必ず進歩するはず
逆に、平均点以上をつけられるまあまあのテクニックだったら、「上手なのね」「いっぱい感じちゃったわ」「どこで覚えたの」「悪い人」ぐらいのことを言いながら、指で胸の上に「の」の字を書いてあげましょう。男性というのは、どんなヘタクソでも、「もうメロメロ。あなたなしじゃ、生きていけない」というようなことを女性に言ってもらいたいと夢見ています。ほめ言葉を小出しにして上手におだてながら、貴女好みに育て上げていきましょう。間違っても、客観的な実力を知らしめてハッパをかけたり、欠点をつきつけて改善を迫ったり、物足りなさげな顔を露骨に見せたりといった、残酷な教育方法はとらないでいただけると幸いです。
3、男性におごられる時は、下心の存在にあたたかい理解を
大人の女性の最低条件は、男性の下心の存在を認識すること。たとえば食事代ひとつにしても、何となく「男がおごるのが当然」と思っていた未熟な娘時代から一歩前進して、おごられることの怖さ、おごる男の気持ちを承知したうえで、「ごちそうさま」と発しなければなりません。男性の世界の秘密をバラしてしまいますと、多くの男性は、セックス1回あたりのコストをつねに計算しています。
いかがでしたか?もっと詳しく知りたい方は、『大人養成講座』(扶桑社サブカルPB)をチェック。男性の本音がコミカルに書かれている1冊で、男ゴコロを知りたい人は必読です!
『大人養成講座』
石原壮一郎
(文=新田カオリ/ 恋愛ユニバーシティ)
◇プロフィール新田カオリ / 恋愛ユニバーシティ フリーランスライターフリーランスライター。コピーも書けて、イラストも描けます。
ブログ:http://ameblo.jp/315mikan315/