本人も肌の色に満足! 「コーヒーカップにぶら下がる松崎しげる」フィギュア

写真拡大 (全6枚)

白いあめ玉を手に取ると、ミルク味かハッカ味かわからなくなることがあります。何しろ、同じカラーなもんで。
ここで、発想を飛躍させてみたい。コーヒーを飲んでいると、もしかしてコーヒーだか松崎しげるだか見分けがつかなくなることがあるかもしれません。同じ黒色なもんで。……私は何を言ってるんでしょう。

記者の妄言には、理由があります。バンダイが11月下旬よりガシャポンにて発売する全長50mmのフィギュア、注目です。その名も『コーヒーカップの松崎しげる』。



コーヒーの色と松崎しげるの“肌の色”の親和性


何はともあれ画像をご覧ください。全5種類です。

松崎しげるA


松崎しげるB


松崎しげるC


松崎しげるD


松崎しげるの影



そうです。このフィギュア、“コーヒーの色”と松崎しげるのトレードマークである“褐色の肌の色”の親和性から着想を得て商品化されたというのです。
「松崎しげるさんが面白い方で、以前より大ファンでした。入社以来、毎年社内で商品企画の提案をしてきましたが、苦節4年目にしてようやく商品化のGOサインが出ました」(担当者)

ちなみに上記5種は、松崎さんが様々なポーズをとっているところを撮影、3Dスキャンにかけたデータを元に原型が制作されたそうです。
「事前にこちらでいくつかのポーズを考えていたのですが、ご本人がスキャンの際に自由にアイデアをくださったので、それを活かしてフィギュア化しました」(担当者)

松崎しげる本人が肌の色を監修


もちろんポーズも魅力的だけど、このフィギュアの最重要項目は“肌の色”だと思うのです。この辺、こだわってます。肌の色を忠実に再現するため、松崎さん自らが監修を担当しているというのだから。

「まず弊社で、肌が地黒の社員を選定。その者の肌を2回りくらい濃色にしたチップ数種類を元に、原型師さんと打ち合わせしました。ただ、初めに出来上がってきた彩色サンプルが、ご本人と全く似ないものになってしまいまして……。試行錯誤の末、影の色(さらに暗い褐色)で汚しを入れたところそっくりになることが判明。ご本人の監修日当日、全く同じに見えたのでホッといたしました」(担当者)
なるほど。複雑な色味の集合体が、あの褐色の艶を生んでいるのだな……。

「余談ですが、工場の方に『これは黒すぎませんか?』と再三確認されたのも、良い思い出です(笑)」(担当者)

そんな苦難を乗り越え完成したこのフィギュア、「松崎しげるの日」として記念日認定された9月6日に松崎さんのデビュー45周年を記念して開催される「黒フェス-しげる祭-白黒歌合戦」にてお披露目となりました。
「事務所にお伺いした際に『黒フェス』が開催されるというお話をお聞きし、追い風が吹いているのを確信いたしました」(担当者)

当の松崎さんご本人も、この出来栄えには満足している模様。
「まさか自分がこういったフィギュアになるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。3Dスキャンで撮られるのも初めてだったのですが、歌っているポーズの撮影時には、実際に歌いながら行ました(笑)。肌の色もまさに『松崎しげる色!』といった感じで顔もそっくりです! ご自宅やオフィスのデスクに飾っていただき、ふとした時に『65歳の松崎も頑張っているから、自分も頑張ろう!』とみなさんの元気の源になればうれしいです」(松崎しげるさんによるコメント)

そんな松崎さんのファンは、言うまでもなく幅広い。老若男女います。ということは、このフィギュアのターゲット層も幅広いわけで。
「松崎しげるさんを見て明るい気持ちにならない方はいないのではないか? と思っております。なので、年齢・性別に関係なくいろいろな方に楽しんでいただければ幸いです」(担当者)

たしかに、このフィギュアを見てると明るい気持ちになってきますよね! 思わず『愛のメモリー』を歌いたくなってくるし、思わず『噂の刑事トミーとマツ』が観たくなってきました。
(寺西ジャジューカ)